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日本の気候に適した屋根構法

2014年12月3日「水曜日」更新の日記

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カビは種類が多く、住宅内に湿気がある以上、防ぎきることはできない。湿気の多い浴室やキッチンで黒ずんでくるカビの発生は、どんな住宅にもみられる。防カビ剤を使っても、2年もすると別のカビが発生してくる。増えるのを防ぐためには、部屋の換気をこまめに行い、空気を入れ替えるしかない。冬の暖房中に換気をおこたると畳にもカビが発生するし、ダニが増える。晴れた日に日干しをするのが効果的であるが、日干しができなければ、室内をたびたび換気することである。昔の在来工法では、壁や建具に隙間が生じ、ここで自然換気ができていたから結露は見られなかった。気密性が高まった現在の住宅では、結露は窓ガラスに集中して発生する。日本の都市住宅の歴史は、この結露対策の歴史とも言える。新建材を多く使う現在の住宅では、結露を出さない対策が、住宅を快適にして長持ちさせる重要なポイントである。しかし、どんな住宅も、冬の暖房時に、窓ガラスに発生する結露をなくしてしまうことは難しい。あまりにもコストがかかりすぎてしまう。結露をどこかに集中して発生させて、それを排水させることを考える方が賢明である。結露が集中するのは窓ガラスだが、新築する住宅は、ペアグラスの普及により、結露対策は複雑になってきた。農村住宅にみられた草葺屋根や茅葺屋根は‐厚さが大きく、断熱効果や防水性、通気性もあり、日本の気候に適した屋根構法であったが、弱点は十5年しかもたない耐用年数と防火性であった。

アルミサッシを使っている賃貸の結露・防寒対策

世界的には保温性の高い樹脂サッシを用いられることが多いですが、日本では加工がしやすく、保温性が低いアルミサッシを使用した賃貸物件が多くなっています。そのため、結露対策・寒さ対策を行うためには、以下のような方法があります。
・カーテンやブラインドを使用する:カーテンやブラインドを閉めることで、窓からの風を遮り、室内の暖気を逃がしにくくなります。特に、窓が大きく寒風が入りやすいリビングルームや寝室に設置することをおすすめします。
・シーリング材を貼る:窓枠やサッシの隙間から風が入るのを防ぐために、シーリング材を貼ると効果的です。DIYで簡単に貼れるものや、専門業者に依頼するものなどがあります。
・窓辺に防寒シートを貼る:窓ガラスに直接貼ることで、風の侵入を防ぎ、断熱性能を向上させることができます。市販のものや、アルミ箔を使用したものなどがあります。
・エアコンやストーブを使用する:室内を暖めるために、エアコンやストーブを使用することができます。特に、省エネタイプのものを選ぶことで、光熱費の節約にもつながります。
・ドアや壁に防寒シートを貼る:ドアや壁にも風が入り込む隙間があるため、防寒シートを貼ることで寒気を遮断することができます。市販のものや、DIYで簡単に作れるものもあります。
これらの方法を組み合わせることで、アルミサッシを使用した賃貸物件でも自分で快適な室内環境を作ることができます。また、賃貸物件の場合は、オーナーに相談して改修や設備の追加を行うこともできる場合もあるので、寒さ対策の改善を検討してみることも重要です。
日本賃貸物件の特有の結露
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