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整備状況とのバランスを確保すること

2014年12月17日「水曜日」更新の日記

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容積率は、敷地面積に対する建築物の延床面積の割合です。建築物の規模とその地域の道路などの公共施設の整備状況とのバランスを確保することなどを目的に定められています。双方とも、用途地域の種別と場所などによって、それぞれの最高限度が定められています。購入する土地について、「宅地造成工事規制区域」に指定されていると、造成されていない場合や、将来に土地の改変の予定がある場合に、許可が必要となりますので気をつけましょう。この指定や内容については、最寄りの役所で確認します。また、農地を住宅地に変更する場合には、都道府県知事の農地転用許可や届出が必要となり、許可が得られないと売買はその効力を生じませんので注意しましょう。敷地の中に、都市計画道路がかかっていると、建築ができなかったり、将来建物を撤去しなくてはならなくなることがあります。周辺にこの道路ができる雰囲気が全くない時もよくありますが、いつ着工されるとも限りませんので、内容については最寄りの役所でよく確認しましょう。建築した時には法令に適合していた建築物が、その後の法改正や都市計画の変更により、現行の法令の規定に合わなくなった場合や、敷地の一部を分割したために面積が減少し、現状の敷地面積では法令の規定に合わなくなった場合があります。

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