へやみけ

トップ > 平成26年12月> 21日

借地権の対抗力はどこまであるのか

2014年12月21日「日曜日」更新の日記

2014-12-21の日記のIMAGE
借地権が設定されると、地主は土地を引渡し、借地人はいずれ建物を建築します。建物建築前に土地の所有者が変更しても、地主の相続人であれば、元の地主と同一と考えて、借地人は借地権を当然に主張できます。しかし、地主から土地を購入した人が借地権の存在を知らなければ、借地権の登記をしていない限り借地権の主張はできないと考えるべきです。建物が建っていない状態だと借地権の負担付の土地かどうかはわからないので、知らずに購入した人にも借地権を主張できるとすると、購入した人に不測の損害を与えるからです。もともと地上権も賃借権も登記ができ、登記を備えれば借地権を誰にでも主張できます。これを「借地権の対抗力」といいます。借地権の登記は、土地所在地を管轄する法務局に地主と借地人が共同で申請する必要があります。地主は借地人から提示される必要書類に署名して、実印を押して印鑑証明書を交付するだけで足ります。地主が登記所に出向いて申請する必要はないのです。借地権には地上権と賃借権があることは説明したとおりであり、地主が登記を拒否できるかどうかは、実は借地権が地上権の場合と賃借権の場合で次のように違ってきます。地上権は物権(物に対する権利)ですから、物の支配を登記の形で表さなければ、第3者に地上権を主張できません。これを法律上は「公示の原則」といいます。そこで、地上権者は地上権を設定した地主に対して登記請求権を持ち、地主は登記義務を負っている以上拒否できません。
本日のおすすめブログ
http://landsc1.wordpress.com/

古都・大津市に魅了されたなら

滋賀県南西端に位置する県庁所在地の大津市は、国から中核市に指定されている都市です。1300年以上もの歴史を持つ古都であることから、古都京都の文化財の一部として世界遺産に登録された「延暦寺」・近江八景である「三井の晩鐘・園城寺」・「石山秋月・石山寺」が残ります。そのため、観光地としても人気の高い地域です。また観光で訪れ、この地域に魅了されたなどの理由から、住まいを移す方も多いです。こちらは、賃貸サイトになりますので、お引っ越しをお考えなら是非ご覧ください。

京都でマイホームを求めるなら

794年に日本の首都に定められた「平安京」が置かれた京都は、現在ではたくさんの文化財が残る都市として、観光地としても名高い地域です。観光スポットとしては、特別史跡に認定されている「金閣寺」や「銀閣寺」をはじめとした「古都京都の文化財」の17か所の寺社などがあり、毎年たくさんの観光客が訪れます。そんな京都でマイホームを求めるなら、土地探しにはこだわりたいもの。こちらでは、全国各地の土地情報をご紹介しておりますので、是非ご覧ください。

大阪府第2の都市

大阪府泉北地域に所在する堺市は、大阪市の衛星都市としての役割を担っている政令指定都市です。伝統産業としては、業務用包丁のシェア9割を超える「堺打刃物」・「堺線香」・「和菓子」・「堺和ざらし浴衣」などで知られています。また府内で人口と面積と共に第2の都市であることから、利便性の高い暮らしをすることができるでしょう。こちらでは、そんな堺市の不動産情報をご紹介しておりますので、お住まい探しをするなら是非ご活用ください。

このページの先頭へ