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証券化手法の利用

2015年2月5日「木曜日」更新の日記

2015-02-05の日記のIMAGE
証券化手法の利用、・不動産売却時期、・売却価格、・売却後の不動産の管理、という4つの点について、それぞれ希望を持っています。売却するさいにも仲介手数料はとられます。仲介手数料無料の会社も最近では流行ってきております。このなかで絶対に譲ることのできないものと、多少であれば譲る余地のあるものとをきちんと分けておくことが、その後の証券化手続きをスムーズに運ぶためには重要です。2点目は、実物不動産の権利関係や収益状況をしっかりと把握しておくことです。不動産の証券化というと、格好のよいしくみづくりに目を奪われがちになりますが、最も重要なことは、対象となる不動産そのものについて、よく理解することです。どんなに立派なしくみを作っても、不動産そのものに瑕疵(欠陥)があったり、将来の収益の見通しが立たない不動産では、そもそも証券化の対象にならないこともあります。「不動産」の「証券化」ですから、まず不動産についての理解を優先して考えるべきです。証券化対象となる不動産が物理的に越境していないか、賃借人とのトラブルはないか、大きな地震があっても耐えられるか、土壌汚染の問題はないか、アスベストなどの環境問題はないかといった基本的な事項については、最低限調べておかなくてはなりません。不動産の収益状況についても|可様です。テナントとの賃貸借契約や賃料延滞の状況はもちろんのこと、きちんと維持補修をしているのか、これから必要な追加支出はどれくらいか、管理の仕方や竹理費川は適正かという点も、しっかりと把握しておくことが必要です。

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