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断熱材の種類と火災時の安全性について

2015年8月9日「日曜日」更新の日記

2015-08-09の日記のIMAGE
パイプオルガン製作者として世界的に有名なT氏邸が火災に遭った。そのときにいただいた手紙の一文である。「国内産木材と漆喰壁、鉄板屋根が主材料でした。大量に使っておりました断熱材は、全て不燃性のガラスでできたグラスウールでしたので、プラスチック等からの有害ガス発生は最小限に止められたと思っております」とある。火事のお見舞いにうかがって、現場を見せていただき、驚いた。半日も燃え続けたそうだが、太い柱は何ともなく、梁の表面が黒く焦げていた程度である。屋根の裏一面にグラスウールが張ってあり、それが火を止めていたようである。半日もくすぶり続けて、火は外に抜けなかったのである。グラスウールも人助けをするのである。グラスウールを一方的に悪者扱いしている本が売れているようだが、必ずしも正しくないことを知っていただければと思う。 よく使われている断熱材は、大きく二種類に分けられる。グラスウール、ロックウールのような繊維系のものと、ウレタンフォームやポリスチレンフォームのような発泡プラスチック系のものである。発泡プラスチック系の断熱材は、魚を氷漬けにするときの保冷ボックスなどと同様の材質で、熱を伝えにくい。軽くて硬質の板状なので、カッターで切ることができ、作業性にも優れている。外断熱工法による断熱材として、多く使われている。しかし、発泡プラスチック系の断熱材は石油化学製品である。火災時に燃え出したら有害ガス発生の心配もある。安全性を考えると、壁、天井をこうした断熱材で覆うことにはためらいがある。 発泡プラスチック系断熱材を信奉する人は、グラスウールやロックウールといった繊維系のものは水を吸い込んで結露の原因になると言う。だが、それは一概に正しいとは言えない。前にも述べたように、結露の問題は、今の家が調湿性のない石油建材でできていることにあるのだ。 最近は、繊維系と発泡プラスチック系に加えて、ココャシや炭化コルクなど、天然系の断熱材が使われるようになってきた。私は無垢の桐を断熱材として使うことを試みている。安全な自然の素材を求めることは時代の趨勢であり、断熱材も例外ではない。

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