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エアコンが必需品だ!

2015年9月15日「火曜日」更新の日記

2015-09-15の日記のIMAGE
●エアコンが必需品だ!
マンションに和室が必要かどうかは、昔から設計者の間で議論されてきました。私はなくてもいいと思つていますが、設ける場合にはエアコンを設置できるようにしておくべきです。デベロッパーにとって、和室は間取りプランを考える上でとても便利な部屋です。建築基準法上、「居室」として使える部屋には、その床面積の7分の1以上の大きさがある窓がなければなりません。この基準を満たさないと、広告などで居室としての表示ができず、「サービスルーム」といった意味不明の部屋になります。奥などで仕切られた和室は、隣の部屋と合わせてひと部屋と見なされるので、窓がなくてもいいのです。そのため「田の字型プラン」では、横長リビングの奥に和室を設けているわけです。こうした窓のない和室を「中和室」といいます。

●オフィス代表
中和室にはエアコンは設置できないものと考えられてきました。室外機との接続や排水用のトレイン管の設置が難しかったからです。厚ければリビングのエアコンをつけ、襖を開けて寝るのが。一般的だったのではないでしょうか。しかし、中和室にも工夫すればエアコンを設置することは十分可能です。二重天井、二重床が当たり前になってきた現在では、むしろ標準的に設置できるようにすべきです。中和室にエアコンを設置する方法として私か提案してきたのは、押入れの奥などにパイプスペースを設けて竪トレイン竹を通すとともに、二重天井または二重床からバルコニーまで冷媒管を通すというものです。もちろん、中和雫の壁にはクーラー用のコンセントを付けます。

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