へやみけ

トップ > 平成27年9月> 17日

24時間換気の効果は不透明

2015年9月17日「木曜日」更新の日記

2015-09-17の日記のIMAGE
●24時間換気の効果は不透明
改正建築基準法に基づき、平成15年7月から、マンション、戸建てを問わず、機械換気設備の設置が義務付けられました。2時問で室内全体の空気が入れ替わることが目安で、給排気とも機械を使う第1種換気と、排気のみ機械で行う第3種換気があります。多くのマンションでは第3種換気を採用し、具体的には浴室やキッチンの換気。扇を1日中、少しずつ回して換気する方法をとっています。広告では「24時間換気システムだから安心」などとうたっていますが、第3種換気ではそもそも給気口を問けておかないと換気できませんし、給気口や換気扇の位置によっては換気不足の部分が残るおそれもあります。あまり過信しないほうがいいでしょう。日本ではもともと、下水逆に負担がかかるとして、自治体がディスポーザーを認めていませんでした。しかし、マンションでは本管に流す前に専用処理槽を通すことを条件に認める自治体が増えています。したがって、ディスポーザーを設置するには、マンションの敷地内に専用処理槽があることが前提になります。専用処理槽のないマンションで、個人でディスポーザーを購人し、台所に設置することは基本的に認められていません。

このページの先頭へ