ステンレスのジンクで太鼓現象が発生
2015年9月18日「金曜日」更新の日記
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- ●ステンレスのジンクで太鼓現象が発生
ディスポーザーは確かに便利なのですが、日本ではまだ十分使いこなされた設備とはいえず、設計にあたってはいろいろ注意が必要です。欧米に比べると日本の排水竹は細いので、粉砕した生ゴミがたまりやすいと考えられます。特に、ジンクから竪排水管までの横引き竹は、排水勾配角度を75分の1以上とるべきでしょう。音の問題もあります。一般的なステンレス製のジンクの場合、ジンク内で音が共振する太鼓現象が起こり、大きく反響するおそれがあります。上の階で夜中にディスポーザーを稼動させると、下限にかなり響くはずです。2～3割高くなりますが消音タイプのディスポーザーにするか、それが無理ならジンクの排水口とディスポーザーの間にゴムをはさむなどの処置が必要です。また、使い方においても、粉砕方式によって処理できるものが違ったり、故障したとき修理に時間がかかったりすることがあるようです。ディスポーザーが付いていると喜ぶだけでなく、こうした点を事前にチェックしておいてください。
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