私道として認められる条件
2015年10月8日「木曜日」更新の日記
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- ■私道として認められる条件 住宅は、必ずしも公道に面しているものばかりではない。ミニ開発の住宅などでは、「位置指定道路」というものがあり、その私道に面している。そこで「私道」とはどのようなものであるかを説明しよう。 １）原則としては、道の両側がほかの道路と接続していること。この場合には、必ずしも道路 の幅すべてが４メートルなくても私道として認められることがある ２）交差部や接続部が有効な「すみ切り」があること ３）道路には側溝があり、ぬかるみに対処できるものであること 以上のようなものであれば、私道となる。 この私道に接して家を建てる時に注意しなければならないのは、自分の土地の持ち分の中 に、その私道の部分の何分のＩかが登記されていないと、あなたの土地は飛び地になり、家は 建てられないことになる。私道のある土地を求める時には、必ず自分の持ち分のあることを確 認すべきである。 ■袋路に関する接道の制限 道路から自分の土地でできている路地の奥に家を建てるような地形、すなわち「袋路」の場合 には、最低２メートルの接道部分がなければならない。ところで、この２メートルというのは、路地の長さが10メートル以下の場合で、もし、長さが20メートルを超えるというような特殊な場合は、椄道部分は５メートルも必要であることを知っておかなければならない。 ※アドバイス※ 袋路の土地はあまり好ましくはないが、いくら路地が長くても、車２台分くらいである。それ以上あれば、地形としてはよくない。何しろ、土地の持ち分に占める通路が多い割には、建物の実効面秘は裁判沙汰になった例もあるくらいだから、できるだけ避けたほうがよい。
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