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『開放感や採光性は「柱」と「梁」の出ない工法に注目!』

2016年2月27日「土曜日」更新の日記

2016-02-27の日記のIMAGE
【柱がなくなる「アウトフレームエ法」】  中古マンションを選ぶときも、やはり真っ先に目が行くのがリビングではないでしょうか。最近の新築マンションでは、部屋の隅に柱の出っ張りをほとんど見かけなくなりました。これは柱をバルコニーや外廊下に出し、部屋の中はすっきり広くする「アウトフレームエ法」によるものです。  アウトフレームエ法が広がり始めたのは10年ほど前から。中古マンションでも、同工法を採用している物件に出会うこともあるでしょう。歴史の浅い工法のため、耐久性などの判断はこれからですが、部屋の使い勝手の面では注目したい工法の一つです。 【明るくて広い部屋にもデメリットが】  また、天井から窓を切る「「イサッシ」も、新築マンションのリビングでは欠かせないものになりました。これは「逆梁工法」という、従来は床スラブの下を通していた梁を上に通す方法で可能になったもの。天井に出ていた梁の出っ張りを、階上の住戸のバルコニーにもっていくことで大きな窓を切れるようになりました。  採光性がウリですが、日当たりがよすぎてカーペットがやけたり、天井が高くなったぶん、冬は部屋が暖まりにくいなどのデメリットも実は存在します。  バルコニー側全面を横長のリビングにした間取りも人気ですが、この場合、ほかの部屋があんどん部屋(採光性の悪い部屋)になっていないか確認しましょう。そこまで優先するほどリビングで過ごす時間が長いかどうか、考えてみましょう。

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