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【建築家冥利

2016年6月6日「月曜日」更新の日記

2016-06-06の日記のIMAGE
住宅を設計することで新しい友人を得ることはある。それも飛び切りの友人関係が築かれることがある。しかし古い友人を失うことも多い。それはなぜか。友人の多くは、単純ないい方であるがそれぞれが気持ちを通じさせやすい人間であろうか。ある種の理念や信条、はては小さな気質や趣味といったさまざまな幻想、つまり非現実を共有する関係でもある。利害関係の現実の外に構えられることが多い。それでこそ友人である。それに対して、住宅こそは現実の固まりだ。お金のコトから、日常の退屈さと、それに伴う困難さがすべてそこに集積される。戸の開け閉ての都合であるとか、便所の水の出の具合とか、空調の調子とか、台所のガスコンロの良し悪しとか、あらゆる日常がそこに張りつめている。そこから、友人関係というような幻想の一種とも呼ぶべきモノが出現して保持される余地はない。つまり住宅という現実は家族という現実を支えようとする道具になり得るが、友情というようなあやふやな幻想を支えるモノにはなり難いのだ。あらゆる幻想は非日常を目指すから、住宅という形式はそれとはもっとも縁遠いものなのだ。見知らぬ人の住宅を建てて、その依頼者が友になってしまうことがある。その場合の住宅が現実の、しかも最大級のアクシデントとして存在するからだろう。わたしの体験でも、それは明らかにある。住宅を建てる大事を共に乗り越えて、その事件とでも呼自分の家は自分で建てるべき体験を経て、住宅友だちになってしまうことは本当にあるのだ。こういう人物たちはそれこそ家族を越えた不思議なつき合いが発生して、誠にこれこそ建築家冥利に尽きるナアとつぶやかざるを得ない。

低予算

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