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【日本の住宅は果たして劣悪なのか】

2016年9月26日「月曜日」更新の日記

2016-09-26の日記のIMAGE
さてこちらでは、「日本の住宅の質を上げていかなければならない」と主張していますので、現在の住宅の質について手放しで「良い」とは評価しません。しかし、一方で、日本の住宅は確実に良くなってきていることも事実です。「欠陥住宅が増えている」という報道がありますが、その内容をよく読むと、ほとんど根拠がありません。産業を側(そば)から見ている感覚でいうと、日本の住宅は第二次オイルショックの前後ぐらいを境目に、確実に良くなってきています。建築基準法が改正されて、「新耐震基準」といわれる厳しい基準が適用されるようになったからです。何か良くなっているのか。それは、耐久性であり、構造安全性です。また、長期的に見ると、気密性や断熱性に関しても確実に性能が上がっています。製造コストの面でも、外装のパネル化などによって確実な改善があります。一方、確実に悪くなっているのは、先述の街並みです。1軒の家ではなく、家の集まりとその周囲の質、特にデザインが悪化しているのです。また、最近よくいわれる「環境に優しい」ということに関しては、やはり木と紙と土でできた家はすべて再生資源ですので、最近の「新建材」を使った住宅よりは環境には優しいのです。しかし、この評価も少し留保条件が必要です。ひとつは、こうした純粋に再生可能な木造住宅は、現在の「在来木造住宅」とは似ても似つかないものなのです。一口に木造住宅といっても、30年前の木造住宅と現在の木造住宅には大きな違いがあります。いわゆる新建材は、断熱、防水性能等の向上やコストダウン、職人の不足に対応して採用されていますので、別に工業化住宅の専売特許ではなく、在来木造住宅にもふんだんに使われています。次に、あらゆる分野でいえることですが、環境に優しいもの(住宅)は、一般に高くつきます。価格もさることながら、建てた後のメンテナンスなどの手間でも大きなコストを払っていく必要があります。また、木や土も無限ではありませんので、全体の建設量を「再生」できる範囲に抑えないと、上の議論は成り立ちません。こうして考えると、日本の住宅は果たして良いのか、悪いのか、わからなくなります。ある面では良いが、ある面では悪い、というのが常識的な判断ですが、それでは何も問題はないということになってしまいます。そうなると、本書も品確法も必要がなくなります。当然、そうであるはずはなく、やはり大方の認識も、「日本の住宅は良くない」と思っているのです。実は、このほとんど堂々巡りのような議論自体に、最大の問題が隠されています。それは、一言でいうと「良い住宅の基準がない」ということで、ここにすべての原因があります。このことは、次の質問を皆さんが考えることで、直ちに明らかになります。

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