「投資家」3つのパターンを知る
2016年11月6日「日曜日」更新の日記
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- 次に、不動産投資家の主な3つのパターンを紹介します。（1）利回り重視派。最近増えているのが、相場より安く物件を仕入れ、高い利回りを確保することを重視する人たちです。これは、日本の人口が減少に向かい、地方の不動産価格が低下したことで成り立つようになった投資法です。利回りが高ければある程度の空室率や家賃の低下に耐えられます。健美家でも高利回り物件は常に人気があります。ある地方都市の不動産会社の方が、「最近激安物件を探しに東京から来る人がいる」と驚いていました。お客さんはサイトで見つけた物件をカーナビを頼りに探しに来て、帰りにその地域のマーケティングのために不動産会社に立ち寄るのだそうです。東京の投資家が地方までわざわざ激安物件を見に来るのは、ここ数年の現象ということでした。競売にチャレンジする投資家も増えています。競売は最高裁事務総局が運営する検索サイトが作られ、誰でも簡単に全国の競売物件情報が入手可能になったことで、一気に裾野が広がりました。ただし、競売でも大都市の不動産は一般市場の価格と大きな開きがないため、地方の物件が中心になります。以前よりも不法占拠などに対する法律が整備され素人でも入札しやすくなったとはいえ、普通の売買に比べれば手間も時間もかかります。資金的な参入障壁が低い一方、問題解決能力が必要という意味では、なかなか参入障壁の高い方法だといえるでしょう。（2）資産価値重視派。大都市の地価が高いところで不動産投資を行う方法です。中には、東京の城南地区、関西の阪神間のように、土地の価格が坪100万円以上するような場所で物件を購入される方もいます。土地から買う場合も中古物件を買う場合も人気地域のため指値がとおりにくいことが多く、利回りは10％以下になるケースがほとんどです。ただし、敷金・礼金・更新料を受け取れる可能性は高くなります。属性の評価が高い人、自己資金がある人が、利回りよりも資産価値を目的に新築を建てたり、中古物件を購入したりします。投資家自身の時間コストが高いため、運営はほぼすべて不動産会社にまかせる人が大多数です。以前は、都内の一等地に土地を買って収益物件を建てるのは地主の方にしかできないと思われていましたが、今は会社員なども参入するようになっています。2棟目、3棟目としてこの方法を選ぶ人が多いようです。（3）地主系大家さん。2代目大家さんや地主の方が行う土地を生かした投資法です。地主の方は基本的には建物分の利回りだけを確保すればよいのですが、最近は家賃収入がローン返済額を下回ってしまうケースが出始めています。そのため、空室対策をネットで検索するうちに健美家に辿り着き、セミナー等に参加される方が増加する傾向にあります。大きな流れでいうと、2代目大家さんや地主の方たちにも、自分は何もしないタイプと、投資家としての目線を持って活動するタイプとに分かれつつあるようです。投資家の目線を持つ地主系大家さんが増えてきたのは最近です。ここ数年の間に参入した大家さんは、楽しみながら時間を惜しまず体を動かす方が多いため、地主系大家さんの116経営に影響が出始め、危機感を募らせたことがきっかけのひとつです。後から参入した投資家は、ノウハウを売り買いするなど、地主系大家さんとは必死さが違います。それに気付いて、勉強を始めた地主系大家さんが増えているということです。
不動産ポータルサイトでは東京都の物件も取り扱っているようです！
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