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木と木は組んで使う

2017年9月2日「土曜日」更新の日記

2017-09-02の日記のIMAGE
古民家の骨組は、太く立派です。大黒柱のように家の中心にあって、太い梁を支える姿は、時代を超えた威厳があります。 しかし、古民家の寿命が長いのは、単に木が太いからだけではありません。力の流れを大地に伝える理に適った技術があったからです。さらに骨組を組んだりはずしたりできる「継手」「仕口」と呼ばれる伝統的な木材の加工法、「木組」があります。私たちの先人たちは、長い時間をかけて経験と努力で、再生可能な木組の技術を作り出したのです。このことは、現代の循環型社会に適応した木造住宅づくりにもつながる画期的なことでした。 また木組の技術は、多くの道具の文化をも育みました。大工技術は鉄の加工技術にもつながります。大工職人が文化の伝承者であるゆえんです。 木組の知恵は木と木が組まれる接合部に現れています。木と木を長手方向につなぐことを「継手」といい、直角に交差させて組むことを「仕口」といいます。どちらも木を細工して木だけで組み上げます。木と木を組むことで、空間を形づくる架構をつくることができるのです。 継手も仕口も、組み上がると頑丈でゆるぎない骨組をつくりますが、必要に応じてまたはずすこともできます。古民家が再生されて現代に蘇るのも、この伝統の継手と仕口が何度でも組直しが効くからにほかなりません。 木組の継手、仕口は堅い接合部をつくるわけではありません。木材の靭性という柔軟で粘り強い性質が、柔らかくても破壊しにくい接合部をつくるのです。ですから、変形しても倒れにくい構造は、木と木を組み合わせた「木組の家」の特性でもあります。 注意していただきたいのは、同じ木の家でも金物を接合部に使ってしまうと、せっかくのその特性は失われるということです。つまり、変形しても壊れにくい柔らかさが失われてしまうのです。金物に頼った家は、堅くて丈夫な架構をつくることはできても、想定以外の力に対してはもろいといえます。木の特性を生かした家づくりとは別物です。阪神・淡路大震災で亡くなった方の多くは、倒壊した建物の下敷きになって生存空間が確保できなかったのです。 みなさんならば、どちらを選びますか。 変形はしにくく堅く強いが、ある点からはもろい家か。 変形はしても、粘り強く倒壊しにくい家か。 答えはこの本を読んでいる、みなさんが選ぶことだと考えています。いろいろな考え方があって当然ですし、私の提案は、みなさんの家族を守るための参考にしていただければ幸いです。

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