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環境との共生が家づくりのテーマに

2018年2月25日「日曜日」更新の日記

2018-02-25の日記のIMAGE
 地球環境にやさしい生活を心がけることは、地球に生きる者すべての義務だと思います。 そして実際、多くの方々や企業などがそのような意識を持ち始め、アクションを起こし始めているというのは、本当に喜ばしい限りです。  つい最近のニュースでも、東京都が首都高を走るディーゼルエンジンのトラックには、特別に税金を課すとか、産業廃棄物を大量に生み出すパチンコ店には、新台導入に当たり税金を課すなどの方針を打ち出しました。その是非はともかく、行政も重い腰を上げ始めたのです。  自動車メーカーは、この先、ガソリンエンジンから電気を併用したハイブリッドへ、そして電気だけの自動車へと移行していくことでしょう。  各種工場などは、なるべくゴミを出さないというゼロエミッションに向けて、具体的な取り組みを開始しています。  こうした地球人としての義務は、これから住宅を建てる方にとっても逃れることはできないでしょう。というよりも、せっかく自分の家を、そして夢をつくるのだから、この機会に少しでも地球環境のことを意識し、あなたなりのアクションを起こすタイミングとしてほしいのです。  さて、この数年で環境を考慮した住宅、いわゆる環境共生住宅というものが、随分と関心を集め、国としても住宅金融公庫の割増融資を出すなど、その普及に力を入れ始めました。また、住宅そのものだけでなく、そこで使う様々な「エコ設備」も開発されてきております。一体どんなものがあるのでしょうか。  まずは、高耐久性木造住宅です。これは、基礎の施工方法や柱などの規格を定めて、簡単に言えば「丈夫で長持ちする家」をつくろうというものです。このような住宅をつくれば、建て替えのサイクルが長くなるので、樹木の消費も少なくなり、また家の廃材も長期間ださずに済むわけです。  高断熱・高気密の家も環境共生住宅と呼べるでしょう。暖房や冷房の効率が良くなるので、ガスや電気、灯油などの燃料の消費量を減らすことができます。いわば省エネ住宅というわけです。電気の消費量が減れば、発電量が減り、その結果、火力発電所や原子力発電所での化石燃料の消費量が少なくなります。高断熱・高気密住宅は、地球温暖化に影響する二酸化炭素の排出を抑える住宅であると言えるでしょう。  二酸化炭素の排出を抑えるということでは、ソーラー発電など自然のエネルギーを活用する住宅というのも環境共生型と言えます。発電だけでなく、太陽熱をうまく蓄熱して、暖房に使うといったシステムも実用化されています。風力発電もあります。こうした自然エネルギーを活用する住宅は、今後も開発されていくでしょう。  水資源の消費削減というのも環境共生の重要なテーマです。雨水を再利用するシステムもすでに登場し始めているようです。  廃棄物のリサイクルも忘れてはいけないテーマです。生ゴミをコンポストや生ゴミディスポーザーに捨てて、堆肥として地球に返す。それがまた緑を生む力となる。緑は、土地に水を留め、空気をきれいにし、都市部の気温を下げる働きもします。緑は快適な街づくりにも欠かせないのです。  住宅の建材や様々な素材も、自然に返すことができるリサイクルの素材が増えてきました。有機溶剤を使わない自然素材の塗料、接着剤を使わない建材など、化学物質を少しでも使わないように家をつくるという意識も高まってきています。  地球環境やエネルギー資源、そして暮らしやすい街の実現という大きなテーマだけでなくとも、例えば、住宅の質を上げて、高齢者にも快適な住環境を普及させるということも、広い意味では、環境共生といえるでしょう。  バリアフリーという発想は、日本の住宅の質を向上させ、誰にとっても優しい住宅環境を提供する原動力になるものと私は信じております。  家を建てる人がみな、このような環境意識を持つようになれば、これから先、地球環境はずい分改善されていくことでしょう。  20世紀の世紀末から、日本の住宅業界は、激動を続けてきました。そしてやっと今、住宅というものが、消費者にとってわかりやすく、安心して手に入れられる状況になりつつあるのです。  法が整備され、保険制度も生まれました。IT革命で、情報はより豊富に、より早く手に入れることができるようになるでしょう。住宅産業も、これからはお客様が納得し、満足できるサービス体制でなければ、生き残れなくなっていくことでしょう。  自由な発想に任せて、あなたの夢を実現する家づくりには、本当にいい時代になってきたように思えます。  ただ一つ、あなたの自由を束縛するものがあるとすれば、それは、あなたの次の世代、そしてそのまた次の世代も、自由に自分の家づくりを考えることができる世の中を残していくという意識ではないでしょうか。  環境と調和する家づくりを楽しむために、あなたのお役に立てば、これ以上の幸せはありません。

大阪市北区で一人暮らしをする時に必要なこと

梅田近くで一人暮らしを始めることに。あるポータルサイトでウェーブイン中津というマンションを見つけたはいいものの、どの不動産会社に行けばよいのか・・・と思っているときに大阪市北区の仲介手数料無料のアンティホームというとっても一般消費者に優しい不動産会社を発見!不動産会社って堅いイメージだったんですが、優しく接してくれてとても親身に相談に乗ってくれました!

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