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気候風土の違いを見極める

2018年2月27日「火曜日」更新の日記

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 健康な住宅を姓てるときにもうひとつ大切なのは、自分の住んでいる地域や、これから住もうとする地域の気候風土を見極めることです。  最近、健康住宅志向の輸入住宅が増えてきました。輸入住宅をすべて否定するわけではありませんが、夏でもコートが必要で湿度も低く、冬はマイナス20度にもなる北欧やカナダと、夏は蒸し暑く湿度の高い日本の多くの地域とでは、かなり違いがあります。もし、北欧やカナダの輸入住宅を建てるのであれば、輸入元の国の気候風土に近い地域に建築することをおすすめします。  国産材を使った住宅についても同じことが言えます。北海道や東北地方のような寒冷地の場合は、冬の寒さ対策を一番に考えなければなりません。 逆に、沖縄・鹿児島・宮崎の各県、四国・東海・近畿地方の太平洋側、瀬戸内地方では、夏の暑さによっては一山越えると1メートルも積もります。  あなたが住宅を建てるときは、まず気候風土についてよく勉強しましよう。そのうえで、健康住宅の施工経験があり、熱心に話を聞き、できるだけ地元の木を使ってくれる工務店や設計事務所に相談してください。  一戸建て住宅の場合、床下のシロアリ対策が重要ですが、やはり地方によってかなり異なります。 なお、シロアリとアリは似ていますが、まったく種類が違う昆虫です。  地上に近い部分のみに被害を与えるヤマトシロアリしかいない中国・近畿地方の日本海側と関東地方以北では、床下の湿気対策と基礎や土台の素材や施工方法で、シロアリ対策が可能です。 それだけで不安な方は、ヒバの木から抽出したビバ油、木酢液、柿渋、天然系塗料メーカーの防腐・防虫剤を土台に塗っておくとよいと思います。  九州・四国・中国・近畿地方の南岸地域に生息するイエシロアリは、柱を縦に食って天井まで被害を及ぼすため、ヤマトシロアリと同じ対策で被害を防げるかどうかは、まだわかっていません。  例外はあると思いますが、1年を通じて涼しい地域や、山間部、冬場かなり気温が下がる北海道や東北地方では、シロアリによる被害はほとんど みられないので、シロアリ対策はあまり必要ないでしょう。  また、スウェーデンやフィンランドのパイン(松)材、アメリカ・カナダの米松や米ツガは、シロアリが非常に好みます。以前、国産のヒバ・檜・杉、北米・北欧の木材を外に放置しておいたところ、シロアリにまず食われたのは北米や北欧の木材でした。とくに、湿気が出やすい床下や浴室などに北米や北欧の木材を使うのは、シロアリの被害を増やす原因となります。

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