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営業マンはどこまでやってくれるの

2018年3月22日「木曜日」更新の日記

2018-03-22の日記のIMAGE
 メーカー選びをする際のチェック項目はいろいろありますが、ここはと思うメーカーの本社なり支社なりに直接出かけて行って自分の目で確かめてみるのもいい方法だと思いますよ。「いきなり行ったって何がわかるの?」と思うでしょうが、意外といろいろなことがわかるものです。まず受付係の応対を見れば、社員教育が行き届いているかどうかがわかります。社員の動きを見ているだけでも、やる気のある会社か否かがわかるでしょう。次に「家を建てたいと思っているのですが、お宅の会社の概要をお聞きしたい」と告げればしかるべき担当者に会わせてくれます。面倒なら「私ではなくて知り合いが建替えを予定しているんですが」でもかまいません。そして、単刀直入に設計施工・アフターサービスなどの部門がそれぞれ確立されているのか、家づくりに関して社内の体制がどうなっているのか聞いてみましよう。そのうえで、家づくりに際しては誰がどういうプロセスを担当するのか確認します。設計から施工まで一貫して行うというのが、ハウスメーカーの大きな特長のひとつといえますが、その場合、お客さんとメーカーをつなぐ窓口として重要な役割を果たすのが私たち営業マンなんです。では、営業マンはどこからどこまでやってくれるのか、知っていますか?うちの会社は契約してから着工後も営業を置いていますが、メーカーによっては契約が成立した段階で営業から切り離すところもあります。このへんに関してはほとんどのメーカーが。①敷地調査、契約、引き渡しまで一貫して営業マンが窓口となる、②敷地調査、契約、着工打ち合わせまでは営業マンが担当して、施工からはメーカーの工事担当者が管理する、という2つのいずれかの形でやっているようです。こうした会社側の体制を知らないと、せっかくいい営業マンにめぐりあえたのに契約が成立したら別の担当者だなんて…とがっかりしなければなりません。がっかりするだけならいいのですが、営業マンとつい口約束したというようなことでもあれば、担当が変わってしまったためにうやむやになりへたすればトラブルにだってなりかねません。しっかりしたメーカーなら引き継ぎもきちんと行われるはずですからそう心配することはないでしょうが、やはり最初から、営業マンがどこまでフォローしてくれるのか承知しておいたほうが何かとやりやすいと思います。なお、責任体制についても誰がどういう内容で責任を負うことになっているのか、これも必ず確認しておくべきです。家づくりにはトラブルがつきものですから、いざという時のために。

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