「知り合いの工務店」が実は問題だ
2018年4月23日「月曜日」更新の日記
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- もちろん、だからといって、すべてが悪いということではありません。
知り合いや親戚ということになると「安くして下さい」「わかりました」という会話が必ず交わされます。
実はこれが問題なのです。
家というのはよほどの大手でないかぎり少需生産で、知り合いだろうが、仕事をしたら、そこから利益を出さなければならないのが事業というものなのです。
ところが、依頼する方は「知り合いだから、特別安くしてくれるだろう」というような過大な期待を持ちますが、これは誤りです。結果的に、材質を落としたり、手持ちのものを注文を無視して使ったりします。
その結果、「とんでもない家を建てられた」ということになるのです。
これは工務店のモラルにも問題点がありますが、依頼する側の「安くやってくれるだろう」という期待の方が問題なのです。
安いものは「安いなりの品質しかない」ということを知るべきなのです。
得をして、安いお金を使って「豪邸」は、決して建つことはありません。
私もかつては、増築で、知り合いに工事を依頼し、値切って屋根や床などあらゆるところで手抜きされ、大失敗をしたことがあります。
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