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昔ながらの床下収納

2018年5月2日「水曜日」更新の日記

2018-05-02の日記のIMAGE
 以前の日本家屋の床下は、冷暗で温度差の少ない絶好の収納場所でした。最近は眠っているスペースとして、再利用されるようになってきています。また、マンションでも、1階なら床下収納がついているものも売りだされています。  台所などの床を切って、収納ユニットを埋めこむだけのシンプル型から、和室のタタミの床下用、2階にもおける浅型、さらにはしごを使う地下貯蔵庫なみの大型タイプなどが開発されています。  和室用タイプは、タタミ1枚がふたがわりになり、閉じてしまえばまったくわからない床下収納です。収納量が多いので、オフシーズンの冷暖房器具、スノーボードなど長大なものの収納に重宝します。付属品として、タタミをもちあげる電動の上昇機能もあります。タタミ2枚分の収納ユニットや、洋室用の1畳サイズもあります。  和室の床下はいいのですが、キッチンのシンク前の床下は、あまりおすすめできません。上げぶたは補強がしてあるとはいえ、中が空洞になっているので安定がわるいし、歩くたびに音がします。 そのうえ、冬はすきま風がはいり寒い、などの問題点があるからです。  キッチンにどうしても床下収納をつけたいという場合は、むしろコンロの前にします。キッチン仕事の大半がシンク前の立ち仕事ですから、シンクの前には絶対つけてはいけません。また、ユニットの収納箱には、結露しやすいものもあり、この点にも注意をはらう必要があります。

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