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住環境を知る六つのポイント

2018年10月18日「木曜日」更新の日記

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物件の周辺で、まず調べておきたいことは、交通騒音、振動、臭気、ばい煙、日当たり、風通しなどの住環境がどうかといったことです。もし、騒音や悪臭を発生させる工場などがかなり遠くにあるとしても、時間帯や風向きによってはどうかということも調べておけば安心です。また、近くにあるスーパーや商店、娯楽施設などは自分の生活レベルに合う街かどうかを知るための手がかりになるものですから、ただなんとなくではなく、品物の値段もしっかりチェックしたいものです。もちろん、家からの距離なども要チェックです。周辺に空き地がある場合は、将来的に建築物が建つ可能性がありますので、土地利用計画について調査をしてみましょう。公園や川があるときは害虫の発生状況などを近所の人に聞いたりするのファガよいでしょう。特に寒い季節の場合、有村さんが悩まされているヤブ蚊の発生はありません。季節によって変化するのも環境ですから、近所に住む人にしっかり尋ねてみるべきです。<ケース13>吉原穣治さん(三十二歳)は、子どもがまだ小さいのですが、いずれ小学校に通うことも考えて、住まいを選びました。学校は、地図にあるように道を挟んだすぐ向こうにありました。歩道橋を通っていけば安心と思っていました。ところが、引っ越して近所の人に聞いたところ、その小学校は別の学校区で、吉原さんの子どもが通うところは、子どもの足で二十分ほどかかるところになるというではありませんか。吉原さんは、もっと早く情報収集をすればよかった、地図だけに頼って失敗したと後悔しています。

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