へやみけ

トップ > 元年1月> 10日

買うための物件情報を掴むにはどうすればいいのか

2019年1月10日「木曜日」更新の日記

2019-01-10の日記のIMAGE
音楽や書籍、ファッションや家電、旅行、最近は車などの高額商品もインターネットで情報を得て、ネット購入までできる時代になりました。部屋を借りるための賃貸物件情報もネットで収集することが主流になっていますが、実は、条件の良い投資用不動産や収益物件は、インターネット上で公開されていないのが普通です。また、投資用不動産を扱う会社にも、それぞれ、都市部の物件に強い、郊外に強い、商業用テナントビルに強い、レジデンス(居住用)に強いといった特徴がありますので、投資用不動産を購入する場合は、そうした専門会社に直接コンタクトを取って、どのような強みをもった会社かを確認しましょう。 まず、投資物件の詳細は、物件概要書で確認します。物件名や所在地、物件価格、土地や建物の概要、法規制や賃貸収入の現状について記載されているはずです。ただ、自分だけで、さまざまな情報を入手し続けていると逆にどの物件を選べばいいのか悩んでしまったり、場合によっては不動産会社が一方的に販売したい物件を勧誘されてしまうこともあります。そこで自分の目で物件を判断するためには、自分なりの購入基準をもっておくと役立つでしょう。ロ-ンを利用する予定であれば、融資してもらいやすい物件を選ぶのも一つです。物件所在地、収益の評価、売却時の評価などをチェックした上で、金融機関はロ-ン審査に入ります。この目線に立って選定してみると、融資審査時の苦労を抑えることができるかもしれません。それだけでなく、投資家としての基準も必要になります。特にキャッシュフローについてはある程度の見通しを立てておきたいものです。最低でもマイナスにならない水準に、できれば投資として利益を出せるように設定しましょう。ざっくりとした年間キャッシュフロ-を把握するためには、次のように計算します。 『年間キャッシュフロー=家賃収入-諸経費‐税金-ローン返済額』 これらの視点をもった上で、投資物件に精通した不動産会社と綿密に情報交換しながら選ぶことをお勧めします。いずれにしても、不動産投資のための物件取得は、日常的な"買い物"ではありません。"事業"に近いものに他なりません。個人の買い物であれば、買って失敗したということも多少は許されますが、事業として考えれば「買ってみなければわからない」という買い方をすることはできません。物件を購入する時点では、先々の収益の見通しがつき、リスク回避のための手立てがある状態にすることが必要です。そのためのアドバイスとサポートを「誠実」に行なってくれるパートナー(管理会社)と出会うことが何より重要だと考えてください。

このページの先頭へ