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無駄な設備はないほうがまし

2015年9月9日「水曜日」更新の日記

2015-09-09の日記のIMAGE
●無駄な設備はないほうがまし
設備仕様はたくさん付いていればいいというものではありません。無駄なもの、コストのかかるもの、好みに合わないものなどはないほうがましです。「仕様」という場合、室内の仕上げなどを含みます。この室内仕上げが、空間の質を大きく左右します。室内仕上げに対するきめ細かい設計の配慮は、広告の材料になりにくいので見過ごされがちですが、本当に重要なことなのです。住まいは毎日生活する場所ですから、子供の感性にも影響します。ファッションにしろインテリアにしろ、小さい頃から質の高いものに接していなければ、決してセンスは磨かれません。こういうと、輸人モノを使うのかと思われるかもしれませんが、そういったことではありません。どんな高価な部材、設備でも設計がまずければ無意味です。

●建具の高さはそろつたものを
私は以前から、住戸内の建共の高さをそろえることを主張してきました。しかし、残念ながらほとんどのマンションでは実施されていません。不問と費用がかかるというのがその理由です。たとえば、居室の問き戸の高さが2mなら、玄関扉の高さは」問の下がり分3m~7mだけ価格内に端がそろいません。そのため、玄関扉は特注品になるのです。それでもなんとか、できる範囲で工夫するのが、良心的なデベロッパーだと私は考えます。見かけだけの設備を竸うより、そのほうがよほど購入者のためになります。

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