平成30年1月最新記事PICKUP!
床のリフォームにかかる費用や床材の選び方について
【床のリフォームで快適な住まいを実現する方法】
床のリフォームと聞くと、どのようなイメージを持ちますか?
床は家の中で最も目につきやすく、触れる機会も多い部分です。
そのため、床の状態は住まいの印象や快適さに大きく影響します。
しかし、床は日常的に歩いたり、家具や物を置いたりすることで、傷や汚れがつきやすく、劣化も進みやすい部分でもあります。
そこで、床のリフォームを行うことで、快適な住まいを実現する方法についてご紹介します。
<床のリフォームのメリットや必要性>
床のリフォームを行うことで、どのようなメリットがあるのでしょうか?
まず、床のリフォームは、住まいの見た目を大きく変えることができます。
床材の色や柄、質感などを変えることで、部屋の雰囲気や明るさを変えることができます。
また、床材によっては、断熱性や防音性などの機能性も向上させることができます。
例えば、カーペットやフローリングなどは、冬場に足元が冷えにくくなりますし、階下への音も軽減できます。
さらに、床のリフォームは、清潔さや衛生面も改善することができます。
古くなった床材は、傷や汚れが目立ちやすく、掃除もしにくくなります。
また、カビやダニなどのアレルギー原因物質も繁殖しやすくなります。
これらを解消することで、健康や快適さにもプラスになります。
<床のリフォームにおける床材の種類や選び方>
次に、床のリフォームにおける床材の種類や選び方についてご紹介します。
床材には様々な種類がありますが、大きく分けると以下のようなものがあります。
☆フローリング★
・木材や合板などを貼り合わせた板状の床材です。
・自然な木目や色合いが魅力的で、高級感や温かみを感じさせます。
・耐久性や耐水性に優れており、メンテナンスもしやすいです。
・種類も豊富で、無垢材や集成材、突板貼り合板などがあります。
・床暖房にも対応しています。
☆カーペット★
・繊維素材を織り込んだ布状の床材です。
・柔らかくて肌触りが良く、足元が暖かくなります。
・防音性や断熱性に優れており色や柄のバリエーションが豊富で、部屋の雰囲気を変えることができます。
・汚れや傷に弱く、カビやダニなどの発生に注意が必要です。
・掃除は掃除機やブラシなどで行いますが、定期的に専門業者によるクリーニングが必要です。
☆クッションフロア★
・ビニールや合成樹脂などを主成分とした薄いシート状の床材です。
・耐水性や耐汚染性に優れており、水回りや子供部屋などに適しています。
・柔らかくて歩きやすく、衝撃や音も吸収します。
・木目や石目などの模様が施されており、見た目も自然で美しいです。
・貼り替えもしやすく、費用も安いです。
☆タイル★
・磁器や陶器などを焼き固めた平板状の床材です。
・耐久性や耐火性に優れており、長持ちします。
・水や汚れに強く、清潔さや衛生面にも優れています。
・硬くて冷たいので、足元が冷えやすくなります。
・色や形の種類が多く、モザイクタイルなどでオリジナリティを出すことができます。
床材の選び方は、以下のようなポイントに注意してください。
☆部屋の用途や雰囲気に合わせる★
・床材は部屋の用途や雰囲気によって適したものが異なります。
・例えば、リビングや寝室などはフローリングやカーペットなどの温かみのある床材がおすすめです。
・キッチンやバスルームなどはクッションフロアやタイルなどの耐水性の高い床材がおすすめです。
☆床暖房の有無に合わせる★
・床暖房を使用する場合は、床材によっては熱による変形や劣化が起こる可能性があります。
・例えば、カーペットは熱で溶けたり燃えたりする恐れがありますし、タイルは熱で割れたり浮いたりする恐れがあります。
・床暖房に対応した床材を選ぶか、床暖房を使用しない部分に床材を貼るようにしましょう。
☆費用やメンテナンスの負担に合わせる★
・床材は費用やメンテナンスの負担によっても選び方が変わります。
・例えば、フローリングは高級感がありますが、費用も高く、傷つきやすいですし、定期的にワックスがけなどが必要です。
・クッションフロアは安価で貼り替えもしやすいですが、見た目が安っぽくなることもありますし、切れたり剥がれたりすることもあります。
<床のリフォームにかかる費用や期間の目安>
☆費用★
・床材の種類や品質、面積や形状、施工業者などによって異なりますが、一般的には1平方メートルあたり1万円から3万円程度が相場です。
・床材以外にも、下地処理や廃材処分などの費用もかかりますので、見積もりを取る際には詳細に確認しましょう。
・費用を抑える方法としては、床材の種類や品質を見直すことや、施工業者を比較することが挙げられます。
☆期間★
・床材の種類や面積、施工業者などによって異なりますが、一般的には1日から3日程度で完了します。
・床材の貼り替えだけでなく、下地処理や廃材処分などの作業も必要ですので、事前にスケジュールを確認しましょう。
・期間を短縮する方法としては、床材の種類や面積を減らすことや、施工業者の手配を早めることが挙げられます。
最新コラム!2018年1月
- 平成30年1月1日新着!
- プランづくりの基本知識
-
- 快適で楽しい住まいづくりに向けて、やはり大切なのが間取りをはじめとしたプランづくりです。プランしだいで毎日の暮らしが大きく変わってくるだけに、実際の暮らしをイメージしてプランニングすることが重要です。 し
- 平成30年1月2日PICKUP
- 子育て世代の住まいプラン
-
- 父親である家長を中心として大家族主義が当たり前だった日本社会は、戦後急速に欧米化してきました。その結果、住宅づくりでも家族一人ひとりのプライベートが重視され、子ども部屋を設けることが普通になっています。
- 平成30年1月3日更新
- 高齢社会の住まいプラン
-
- これからの住まいプランを考えるにあたって、忘れてはならない重要なポイントが高齢社会への対応です。2015年には、国民の4人に1人が65歳以上になる世界でも類を見ない高齢社会が訪れると言われ、社会ストックとして
- 平成30年1月4日最新情報
- 2世帯住宅の住まいプラン
-
- 社会の高齢化で注目されているのは、バリアフリー住宅だけではありません。長寿になった親の面倒を誰が看るのか。こうした観点から増えてきているのが2世帯住宅です。住宅の取得費用や相続など経済的な事情からも見直されて
- 平成30年1月5日NEWS
- リフォーム対応住宅のつくり方
-
- 日本の住まいが、すでに量的にも充足し広さも先進国並みに改善されてきた。 耐震性などの性能に関しても、「住宅性能表示制度」の登場で今後さらに向上していくと考えられます。ところが、こと住宅の寿命となるとイギリ
- 平成30年1月6日新着!
- 太陽光発電とオール電化住宅
-
- 高齢化社会への対応と並んで、これからの住まいづくりに欠かせない視点が環境です。温室効果のある炭酸ガスの排出による地球の温暖化や大気汚染など世界的に環境問題が社会の関心を集める中、住宅にも環境にやさしい技術が求
- 平成30年1月7日PICKUP
- 上手な収納のつくり方
-
- これまで長年にわたってユーザーの住まいづくりを見てきて感じるのは、それほどコストをかけなくてもゆとりある住まいづくりに成功するユーザーと、十分過ぎるほどコストをかけても失敗してしまうユーザーがいることです。そ
- 平成30年1月8日更新
- 楽しい書斎のつくり方
-
- お金を無尽蔵にかけて住まいづくりができるなら、あれもこれもと盛りだくさんのプランにできるかもしれません。しかし、現実には予算は限られています。限られた予算の中で、どこにお金をかけるかでやはり住まいの満足度は大
- 平成30年1月9日最新情報
- 共働き世帯の住宅設備
-
- 女性の社会進出の増加に伴って、増えているのが共働きの家庭です。右肩上がりの収入が期待できないこれからの時代を考えると、共働きがライフスタイルの主流になっていくと考えられます。 そうした共働き世帯で、一番の
- 平成30年1月10日NEWS
- ペットと暮らす住まいづくり
-
- 核家族化や少子高齢化、そして単身世帯が増える中で、ペットと暮らす家庭が着実に増えています。それもペットを単なる愛玩動物として扱うのではなく、家族の一員として生活するパートナーとして大切に考えるようになってきま
- 平成30年1月11日新着!
- 外構プランの基礎知識
-
- 住まいをつくるとき、ついつい後回しになってしまうのが外構のプランニングですが、家のデザインや美しさは外構と一体のものとして考える必要があります。せっかくオシャレな服を着ても、靴やバッグなどとアンバランスでは台
- 平成30年1月12日PICKUP
- 効率的な冷暖房の仕方
-
- 「新省エネ基準」や「次世代省エネ基準」の推進で、日本の住宅もかなり効率よく冷暖房ができるようになってきました。そこでの高気密化が果たした役割は小さくありません。しかし、高気密化には良い面ばかりでないことは以前
- 平成30年1月13日更新
- 適切な照明で潤いの住まいづくり
-
- 生活に潤いを与え、安全で快適な住まいづくりに欠かせないポイントに「照明」があります。明るさや色合い、使う照明の種類によって空問の雰囲気が大きく変わるだけに、それぞれの部屋にふさわしい明かりによる演出を考える必
- 平成30年1月14日最新情報
- 住まいづくりの総費用
-
- ゆとりある住まいづくりと切っても切れない関係にあるのが建築費用の問題です。どんなに素晴らしい住まいを建てたとしても、ローンの返済に四苦八苦するようでは楽しい生活を送ることはできません。ましてや、右肩上がりの給
- 平成30年1月15日NEWS
- 坪単価の賢い見方
-
- よく住宅の建築費を比較する方法として、「この家は坪50万円でできました」というように坪単価が使われます。坪単価とは、建物の床面積1坪(3.3平方メートル)当たりの価格を指したもので、施工床面積40坪の家が本体
- 平成30年1月16日新着!
- 軽視しがちな諸費用
-
- 住宅はよく「一生に一度か2度の買い物」と言われ、少し無理してでもグレードの高い住まいをと考えてしまうユーザーが少なくありません。しかし、住宅本来の役割はより豊かに暮らすためのステージであり、建てることよりもそ
- 平成30年1月17日PICKUP
- ローン返済は年収の15%以内で
-
- 住まいづくりの総費用をしっかり把握したら、いよいよ資金計画です。すべて自己資金で調達できるのであれば問題はありませんが、これだけの額です。ほとんどのユーザーが住宅ローンを活用することになると思います。 こ
- 平成30年1月18日更新
- お得なローンの借り方、返し方
-
- 住まいづくりに欠かせない住宅ローンにはいろいろな種類がありますが、大きく分けると次の2種類があります。1つは住宅金融公庫や年金福祉事業団など公的機関が借入先となる融資。もう1つは、銀行ローンや生命保険会社が出
- 平成30年1月19日最新情報
- 上手なコストダウン
-
- 賢明な資金計画と並んで、ゆとりある住まいづくりのもう一つのポイントが建築費のコストダウンです。コストダウンにより住まいづくりにかかる費用を減らすことができれば、必要になる資金も少なくなるわけです。 ところ
- 平成30年1月20日NEWS
- 求められるユーザーの意識改革
-
- 世界的に高いと言われる日本の建築コストを下げるには、ユーザーの意識改革も求められます。メーカー側が無駄を排除できない、または排除しない要因の一つには、現状を認めているユーザーにも責任の一端があると言えるのです
- 平成30年1月21日新着!
- 後悔しない住まいづくりのツボ
-
- 「住まいは3度建てなければ、本当に満足する家はできない」。住まいづくりの難しさを表現した言葉ですが、確かになるほどと思ってしまうほど家を建ててしまってから後悔しているユーザーは多いようです。 でも、だから
- 平成30年1月22日PICKUP
- 欠陥住宅の防止と対応
-
- 最近、シックハウス症候群や欠陥住宅など住まいに関するトラブルが大きな社会問題になっています。楽しい生活を送るために建てたはずの住宅が、安全で快適に住むことができないことになったらこんなに悲しいことはないでしょ
- 平成30年1月23日更新
- 大切な住宅のメンテナンス
-
- 日本の住宅の建替えサイクルが約26年と欧米各国に比べて非常に短いことです。しかし、その多くの場合、構造がダメになって建替えが必要になっているわけではありません。ライフスタイルの変化や子どもの成長に伴って間取り
- 平成30年1月24日最新情報
- 玄関まわりの工夫
-
- 玄関ポーチは十分な広さ(車いすが回転できる程度)を確保したいものです。床の仕上げは平たんで、濡れても滑りにくいものを選び、水はけの配慮も忘れてはいけません。 玄関の扉を開けたとたんに水たまり・・・では不快で
- 平成30年1月25日NEWS
- 安全な階段
-
- 歩幅が小さくなり、足をあげる動作が苦痛になってくるお年よりにとって、階段を上がったりおりたりするのは、平らなところを移動するのに比べて負担が多く危険です。 あなた自身も、階段でうっかり足を踏みはずしてヒヤリ
- 平成30年1月26日新着!
- こんなところに手すりを
-
- 手すりといえば階段手すり。階段でのつまずき、踏み外しによる転倒や転落防止には、なくてはならないものです。どこの家でも階段は、家中で1番危険なところだからと、手すりへの配慮をしています。ほかにも浴室、トイレ、玄
- 平成30年1月27日PICKUP
- 日常生活に欠かせない、もっとも大切な場所
-
- 私たちはだれでも年を重ねるにつれ、排泄の回数が増え、夜中でもトイレに行くことが多くなります。どんなときでも安心して、だれにも気兼ねすることなく用をすませた いですね。 また、身体が思うように動かなくなっ
- 平成30年1月28日更新
- 安全で、快適に
-
- トイレまで安全に行けるだけでなく、トイレ内での動作が安全にできるようにしておく必要があります。狭いところで向きを変えたり、立ったり、座ったり、衣服の着脱、と一連の動作はかなり身体に負担がかかります。 年を
- 平成30年1月29日最新情報
- 便器と手洗い器
-
- トイレ内の環境とともに、大切なのは便器です。特別な場合をのぞき、腰掛け型のものが適しています。〈しゃがむ〉、〈りきむ〉、そして用便後に〈立ち上がる〉ときの身体への負担は、和式の便器のほうが格段に大きいのです。
- 平成30年1月30日NEWS
- 座っても使えるように
-
- 洗面所の1番大切な役割は、家族のみんなが快適に洗面や歯磨き、手洗い、ときには洗髪ができることです。 どんなときでも1人でできれば1番いいのですが、もし家族の手助けがほしくなったとき、あるいは車いすを使うよ
- 平成30年1月31日新着!
- 脱衣室、洗濯場の役割も
-
- 狭いところなのに、たくさんの役目を担っているのが洗面所です。手洗い、洗面だけでなく、多くの場合、浴室の隣に配置して、脱衣室の役目も担います。いつも清潔で安全、気持ちのよい場所にしておきたいですね。 家族の