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『2世帯、高齢者同居のための割増融資制度とは?』

2016年8月4日「木曜日」更新の日記

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公庫で300万円、プラス厚生年金融資で300万円、国民年金融資で150万円が可能。2世帯住宅や高齢者との同居住宅を建てる場合は、公庫融資の高齢者等同居住宅、年金住宅融資の高齢者・心身障害者同居の割増融資を設けています。◆2世帯同居なら特別加算額、長期返済50年が実現する。公庫融資では、2世帯住宅に300万円の特別加算があります。年金住宅融資では、2世帯住宅向けは平成12年に廃止され、高齢者・心身障害者同居向けのみとなっています。また、親子リレー返済を前提とした、一定条件にあてはまる2世帯住宅の建設では「超長期親子リレー返済」があって、準耐火・木造(耐久性)は40年・耐火は50年の長期の返済期間が利用できます。◆同じ敷地内でも別居タイプでは割増制度は受けられない。なお、同じ敷地内に1棟の建物を建てても、それぞれが独立して居住する別居タイプ(内部が行き来ができず、界壁で区分され、家屋番号を別に登記するもの)では、それぞれ独立して融資を受けるので、2世帯住宅の割増融資は利用できません。注意してください。◆高齢者同居なら「同居割増制度」を利用する。また、公的融資では、60歳以上の高齢者が同居するとか、心身に障害がある人が同居する住宅の建設(年金住宅融資のみの場合は購入も可)については、「同居割増制度」を設けています。◆18歳未満の子どもが3人以上の世帯に割増融資。このほかに年金住宅融資では、平成9年から18歳未満の子どもが3人以上いる世帯の割増融資が実施されています。厚生年金の被保険者が300万円、国民年金の被保険者には150万円が割増融資として利用できます。◆高齢者等対応設備設置工事に割増制度。バリアフリー住宅工事と住生活に高齢者等が支障なく行える設備の設置に、公庫の250万円割増があります。

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