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『つなぎローンとは?』

2016年8月15日「月曜日」更新の日記

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住宅引越しの支払代金を公的資金の交付前に借りる方法。公庫をはじめとする公的融資では、実際の実務を民間金融機関(指定された業務取扱店)の窓口を通じて行っています。申し込みを受ければ轡類の審査を行い、所定の手続きを得たうえで、公庫に提出し、承認のうえ、融資の決定が決まります。◆資金交付まで約2か月を中継ぎするローン。建物が竣工・入居後に所有権設定・金銭消費貸借抵当権設定契約を結び、抵当権設定終了後、資金交付申請の書面を公庫に月2回の指定期間日に提出します。公庫では受領後審査し、資金交付を月2回の指定日に金融機関あてに振り込み、公庫利用者に資金が渡されます。したがって、入居から資金交付まで1か月半から2か月近くかかります。年金住宅融資もほぼ同じようなしくみで融資金額が受領できます。しかし、一般の商慣習では建物の引き渡しと同時に資金を業者に支払うのが普通です。住宅ローンの交付が間に合わず、支払いが遅れることへの対策として、民間金融機関では、受領できる融資額の範囲内で先に資金を支払えるよう「つなぎローン」が設けられています。◆利息のみ支払い、借入金は公庫・年金の融資金で決済。公庫融資や年金住宅融資を申し込んだ金融機関で、融資額の範囲内(中間資金受領および諸費用を除いた金額を上限に、融資期間1年未満)返済は公庫と年金の融資受領金で一括返済、利息のみ毎月払いとなります。利用にあたっては、本人であることを確認できる資料(運転免許証や発行後1か月以内の印鑑証明書など)、公庫・年金の融資実行が確定したことを証明する書類などのほか、団体信用生命保険に加入できる方(費用負担なし)担保不要を条件に保証料と保証会社手数料5万2500円が必要になります。融資時期は所有権保存(移転)の登記日以降の日からとなっています。

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