『上手な「買い換え」のポイントは？』
2016年8月31日「水曜日」更新の日記
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- ・購入価格を上回っての売却資金が得られ、ローン残高も減少している場合のみ買い換えを検討すべき。◆購入価格を上回り、残高が減少しているのがベスト。公的資金では、他への公的融資へ借り換えるとか、現在の低利に借り換えることはできません。ただし、今の物件を売却して今までの借入金を決済し、新しく公的融資を借り直す「買い換え」は認められています。ところが最近は中古住宅市場が低迷し、物件が当初買い入れた価格を大幅に下回ってしまう、あるいは物件自体が売却できず、買い換えられないケースも数多くみられます。また、ローン残高をわずかに上回って売却できても、その売却資金では頭金不足で、低利の資金の乗り換えは難しくなります。買い換えで低利な条件への切り替えが可能なのは、購入価格を上回って売却資金が得られ、ローン残高も減少している場合です。これなら自己資金にも余裕ができ、新しい低利な金利に組み直すことにより、ワンランク上の住宅取得が可能となります。◆買い換えを見極める３つのポイント。以上のように、高利な資金を低利な条件に借り換えたいといっても、スムーズにいかないケースが多いようです。したがって、買い換えるかどうかを決める際には、①売却する住宅価格は妥当な金額か？②新規購入時の諸費用は？③売却時にかかる税金は？などを見極める必要があります。1000万円を借り換えるのに諸費用だけで約28万円かかります。自己資金に余裕があるかないかを含めて判断しなければなりません。
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