マンションを高く、早く売るコツ
2016年10月11日「火曜日」更新の日記
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- 「マンションをなるべく早く高く売りたいのですが、どうすればいいですか？」といった質問をよく受けます。売却は、買い手の第一印象で決まると言ってもいいくらいです。初対面の人に好印象を持ってもらう、売るときのポイントをご紹介しましょう。まず、入居中と空室状態ではどちらが売りやすいと思いますか？一般的には入居中のほうが売りやすいと言われています。正確に言うと、「入居中だから売りやすい」のではなく、「入居中だと、売るためのいろいろな工夫ができるから売りやすい」のです。購入希望者が「このマンションを買いたい」と思うのは、「いいな」と感じる暮らしがイメージ出来た時。入居中なら見学時にそういう印象を持ってもらえるように、演出することができます。見学はせいぜい15～20分程度の短い時間なので、第一印象でいかにアピールできるかがポイント。第一に清潔感。水まわりを中心にキレイにしておきましょう。次にゆったり感。室内に余分な物を置かず、スッキリ見せましょう。日頃からきちんと掃除することを心がけ、場合によっては数万円の費用をかけてもハウスクリーニングを頼んだり、使わない大きな荷物はトランクルームや実家に預けたりと、広々としたシンプルで清潔な部屋を印象づける工夫をしましょう。洗濯物や洗いかけの食器など生活感の漂うものは、極力目に触れないようにすることも必要です。また、すべての部屋を見せられる状態にしておきましょう。以前取材したマンションで、プロにクリーニングを頼んだ住戸とそうでない住篇戸が、ほぼ同時に売りに出されたことがありました。結果は、広さや向きなどはさほど変わらないのに、プロがクリーニングした住戸のほうが、高く売れたのです。印象を良くする努力は、必ず実を結ぶということがよくわかります。それでは、「売れるマンション」にするための、ちょっとした演出の仕方についてお話ししましょう。ポイントは、新築マンションのモデルルームを参考にすることです。「買う気はそれほどなかったのに、モデルルームを見たらガゼン買う気になってしまった」という話をよく耳にしますよね。モデルルームには、インテリアや空間のプロが考え抜いたさまざまな演出がなされていて、それが購買意欲につながるのです。私たちがマンションを売るときも、その演出方法がとても役立ちます。具体的な方法をご紹介しましょう。＜家具は全体的に低めに配置し、色に統一感を持たせる＞インテリアのテクニックとしてよく言われていることですが、低めの家具は部屋をより広く見せます。また、ソファやテーブル、ラグなどは、色に統一感を持たせましょう。さらに、大きめの観葉植物はゆったりとした空間を演出し、葉の緑色が落ち着いた感じを与えるのでおすすめです。
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