ゆとりある老後を送るために
2016年10月15日「土曜日」更新の日記
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- 投資は成功した場合に、ゆとりある老後を保障してくれます。あなたがどれだけ高い馬力を持って働いていても、その数値が衰える時は必ず来ますが、よほどのガタが来ない限り、不動産はあなたの代わりに金を稼いでくれます。とはいえ、「そんなことはわかっているが、リスクを考えると手が出せない」と思われる方も多いと思うのですが、よくよく考えてみてください。そのリスク計算には、この利点が年々見過ごせない大きさになっていくことが勘案されていますか？超高齢化社会に突入した日本は、10年後には65歳以上の人口が全体の25％を超えると言われています。約20年後には、3人に1人が高齢者の時代になると予測されています。すなわち、自分の馬力がなくなってからの人生がどんどん伸びて、自分たちを支えてくれる若者がどんどん減る時代になるということです。年金制度もどんどん変わり、企業年金がある大企業や共済年金のある公務員ならまだしも、中小企業の給料で積み上げた貯蓄と厚生年金だけでは、豊かな老後を迎えることが不可能とは思いませんが、確実な安心は得られないでしょう。少なくとも私は不安でいっぱいです。若者に迷惑をかけずに、自分も安泰に暮らすためのセーフティーネットの重要性は、年々いや増すばかりです。皆さんが「長生きする気がない」というのであればまだしも、超高齢化社会における老後の過ごし方は、決して他人事にできるものではありません。ところがそのことを、「考えても希望がないから」と思考の片隅に追いやってしまう人があまりに多いように思います。逃げまわって事態が好転するなら苦労はありません。私は一人っ子ということもあり、田舎から東京に出てきて都会の孤独や家族の少なさによる寂しさも味わったために、「歳をとったら、働けなくなったら」という不安を絶えず抱えていました。もちろん、厳しい将来が待ち構えていることは、多くの方が覚悟なされているに違いありません。しかしそのような覚悟をするくらいなら、簡単な決断ではないのは重々承知ですが、抗ってこその人生ではありませんか？そして私が強く訴えたいのは、もしもその簡単ではない決断を下し、抗うための手段を投資とするのであれば、老後のためにこそ、始めるのは早ければ早いほど良いということです。10年で元が取れる物件を、30歳で購入するのと60歳で購入するのとでは、話はまったく違ってきます。それが悪いとまでは言いませんが、後者は年金を積み増す収入といった形でしかないのです。対して前者は60歳までの30年間で、元手を回収して以降は、老後をさらに豊かにする純利益を稼ぎ続けてくれることが期待できます。いたずらに不安を抱きながら、時の経過を黙認するのではなく、老後へ向けて早くから仕込みを開始するべきだと思いませんか？
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