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バブル狂乱と世間知らずの小娘

2016年10月16日「日曜日」更新の日記

2016-10-16の日記のIMAGE
ちなみに、これも失敗談なのですが、私の投資人生の始まりは、34歳の時に安心できる老後を夢見て、ワンルームマンション5室と一軒家を1戸購入したことでした。今考えれば完全に、「盲蛇に怖じず」としか言いようのない話なのですが、本人はいたって強気に8・6%という高い借入利息も何のその、バラ色の未来を夢見ていました。買い求めた物件は、ワンルームマンション5室と一軒家1戸でしめて2億1570万円。ワンルームの賃料はいずれも7~8万円で管理料は1~2万円。投資効率としては抜群に悪く、今の私なら泡を吹いて気絶しそうな利回りです。メインの融資先であるオリックスのローン残高は2億円以上にのぼり、さらに三井住友銀行の子会社のノンバンクからも3000万円の借入を行いました。平成2年のバブルは、ピークはすでに過ぎていましたが破裂する前。狂乱時代の余韻を残し、不動産価格はまだまだ割高でした。時流を読めない世間知らずの小娘(?)は時代――のせいということにしておいてください――に翻弄され、借金地獄へと突入していったのです。改めて計算してみると、ワンルームマンションー室を7万5000円で貸して、管理費1万2000円とすると、年間の賃料収入が75万6000円。そのワンルームを4000万円で買ったとすると、元金回収はざっと53年、平成2年から平成55年までかけて取り戻す勘定となります。あと30年近くもかかるわけです。自分の年、寿命との競争かと思いきや、金利や、場合によってはリフォームなどの費用もかかるので、その分を計算に入れると完全に間に合わなくなるではありませんか!もっとも、当時はバブルの崩壊など考えもせず、キャピタルゲイン狙いで転売することを主目的としていたので、終身計算など元よりしていなかったのですが、こんな物件を老後のために買い集めていたのかと思うと、背筋が寒くなる思いがいたします。この借金地獄から、具体的にどう抜けだしたのかは第6章で触れますが、とにもかくにも、確固たる考えなしに、世間の風潮に乗せられたダメ投資家の典型例です。本業の税理士の職能や知識を活かし、どうにか傷は最小限に留めることができたのですが、そこから立ち上がることができたのは運が良かっただけなのかもしれません。しかし、ここまでの威勢の良さと矛盾するようですが、失敗しない投資も当然ながらあり得ません。老後を守るためにも、失敗する可能性を踏まえることと、その際の対処法は学んでおく必要があります。

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次は条件に関してですが、SOHO向け賃貸物件は、ネット回線や、電話回線環境を把握しましょう。
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