「タコは、どこのだ？」
2017年2月25日「土曜日」更新の日記
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- マンションの管理組合には、管理に無関心な人ばかりのところもあれば、関心が高く、非常に熱心な人が集まっているところもある。とある新興住宅エリアに建つ中規模マンションも、そんな熱心な人が集まっている事例の一つ。入居以来、ずっと理事長の役職を務め、マンション管理の勉強に熱心な土井さん（72歳）を中心に、65歳以上の重鎮がずらりとそろう管理組合になっていた。マンション管理会社の担当社員は、このマンションの理事会に参加するのが正直苦手だった。ピリピリしたムードで始まり、ことあるごとに管理会社の姿勢が悪いと怒鳴られた。特に土井理事長が怖かった。ふだんは腕組みして、目を閉じ、理事たちの議論を聞いているのだが、ここぞというとき目をかっと開き、舌鋒鋭くまくし立てる。主に、管理会社がまわりくどい回答をするときに、かみなりが落ちやすかった。マンション管理適正化法や区分所有法、消防法などを熟知しているので、その指摘は鋭かった。「今、なんと言った。聞き捨てならんな」この言葉が出ると、管理会社の若手社員は震え上がった。このあと、どれくらい吊るし上げられるのか、予想できなかったからだ。定例の理事会は、土曜日の夜６時に始まり、エンドレスとなる。以前、10時半に終了し、今日は早く終わったなあ、と思って、つい笑みを浮かべた管理会社社員がいた。すると、理事長に鬼の形相でにらまれたという。後で聞くと、その日、理事長は腹を下し、言いたいことを我慢して泣く泣く早めのお開きとしたのだという。「あんたの会社は、近ごろタガが緩んでいるのではないか」数日後、管理会社にお叱りの手紙が届いた。その担当社員は配置転換となり、新たに担当となったのが、37歳の後藤だった。大阪出身の後藤は、難しい仕事と聞くとむしろファイトがわくタイプ。「あの理事長は怖いよ」と聞いて、それなら、思い切り打ち解けてやろう、と理事会に意気軒昂、乗り込んだ。その日の議題は、マンションの夏祭りを楽しくする企画。「毎年、同じようなことをしてもしょうがないだろう」「何か、みんながパアーつと盛り上がるようなことはないかな」しかし、理事の意見はどれも見栄えがせず、おもしろそうなものはお金がかかった。「吉本の芸人を呼ぼうや。ほら、あれ、半ズボンに裸足で、かんぱＩいとか言うの」「それ、別の人が混ざってるよ。だいたい、お金がありません」議論が出尽くしたとき、後藤は出番だと立ち上がった。「どうでしよう、たこ焼きやりませんか」「たこ焼きって、誰が焼くの？」「私、こう見えても大阪の出身です」そんなこと挨拶のイントネーションで分かった、と笑いが起きた。「小さいころから家で焼いてました。大阪のマンション、食卓のそばに必ずたこ焼き用のガス栓が付いているんですわ」「ほう、それは頼もしい。でも、道具は」「そんなもん、こちらのマンションには負担掛けません」このとき、腕組みをしていた理事長の目がかっと開き、後藤に向かって口を開いた。身構える後藤。ついに来たか。「で、タコは、どこのを使うんだ」「えっ、タコ。そりゃあ、理事長、明石ですわ」「ふーん」そのとき、理事長の口元がわずかに緩んだのを後藤は見逃さなかった。つかんだ！夏祭り当日、後藤はたこ焼き道具とタコ持参でマンションに乗り込んだ。道具は浅草の合羽橋で仕入れたプロパンガス利用のもの。７万円だった。タコは約束通り明石産をざっと３００人分、築地の市場で仕入れてきた。タコの代金は２万円。そのほかの材料と合わせて計10万円ほどだが、たこ焼きの道具は他のイベントでも使える。投資と顧客サービスと考えれば安いもんでしょう。後藤の必死のプレゼンで、上司は笑いながらハンコを押してくれた。マンションは?３０戸ほど。全員が３回お代わりできるくらいの量を用意したが、ここでケチケチしてもしょうがない。店で食べるより、２倍多くタコが入り、住人の１．５倍の人数分用意したる。理事長、これでどないです、の気合いである。ところが、実際に準備をすると、うまくいかない。たこ焼きがうまく形にならず、グズになってしまう。「なんや、これ。おっかしいなあ。家ではうまくできるんやけど」一度捨てて、もう一度チャレンジしても、やはりうまく丸まらない。「業務用は、特別なコツがいるんか」放り投げたくなったとき、じっと見ていたおばちゃんが声を掛けてくれた。「一度、鉄板にひたひたまで油を入れて熱し、その油を捨ててからやってごらん」「おばちゃん、たこ焼き屋さんですか」「たこ焼き屋じゃなくて、調理師。それから、おばちゃんじゃなくて、奥さんくらいおしゃれな呼び方にしときなさい」すんまへん、と試してみると、黒い鉄板表面がヌラヌラして、うまく焼けそうな気がしてきた。要するに、油をなじませたわけだ。今度はたこ焼きがうまく回転し、丸めやすかった。できあがりの表面にも油がなじみ、熱いし、うまいし、の関西風たこ焼きができた。たちまち、順番待ちの行列ができた。理事長も並んで食べてくれた。「どうですか」「タコだな」やはり、明石のタコを使っているだけのことはあり、うまい！そう言ってくれたのだろう、と後藤は勝手に解釈した。実際、たこ焼きはよく食べてもらえた。４×６のくぼみが付いた鉄板を３枚。これを30回ほど繰り返したので、ざっと2000個のたこ焼きを焼いた計算だ。?人前６個だとして、約３００人前。計算通りだが、それにしてもよく食べてくれた。たこ焼きは、その後、マンションの夏祭りで住人の楽しみの1つになった。もう一つ、恒例になったことがある。月?回の理事会は、開始時間がＩ時間繰り上がり、夕方５時から。夜８時ごろから懇親会となり、後藤は理事たちとともに深夜まで盛り上がることになったのである。タテの会とヨコの会そのマンションは住民トラブルが多かった。総戸数が５００戸を超える大規模マンションで、それだけの規模になると、いろいろな住民が集まる。ユニークな人達もいるし、住民同士ウマが合わないという事態が起きるのもしようがないことだった。例えば、ゴミ収集の曜日・時間・分別方法を守らない住人がいて、それを問題視する住人もいる。毎週のように、管理室に「なんとかしろ」の要求を突き付けるので、管理員も対応しなければならない。といっても、強硬手段は取れないので、掲示板への注意張り出しを繰り返すことになる。自転車置き場、駐車場に、勝手に車や自転車を置くトラブルもある。公道であれば、警察を呼んで違法駐車として処理してもらう手もあるのだが、マンションの敷地内は「私有地」。交通法規の対象外だから、駐車違反にはならず、警察は介入しない。こちらも、掲示板でのお願いが主体になる。穏便な対応ではラチがあかないと、理事会では何度も対応が話し合われた。「もっと強硬な手段に打って出ようか。駐車違反、ゴミ出し違反者は罰金?万円とか」「そんなことしていいの？」「主張することはできるだろうが、本当に罰金を徴収できるかどうかは疑問ですね。どうしても罰金を取りたかったら民事裁判か……その費用を考えると、とても合わない」「それ以前に、強硬手段ではいがみ合いが生じます。マンションの空気がさらに悪化。それは避けるべきでしょう」
東京
おーい！！やっほー！！！今、わたしは高尾山に来ています。観光客ばかりで、叫ぶことは恥ずかしくてできないのですが。。最近、つくづく思うのですが、東京って、ほんとなんでもありますね。大都会、自然、テーマパーク、イベント。あらゆるものの、ベストバランスがとれたところだと思います。もう、５年も東京にいますが、飽きないですね。いろんな、自分だけのお気に入りのスポットもできました。一人になりたいときは、そこに行きます。なんでもある東京だからこそ、何もない時間も大切にしたいな、とも思います。
兄探し
今、兄の家を探し中です。８年ぶりに会う、兄はどんな姿をしているのか、ドキドキわくわくです。しかし、中々物件が見当たりません。兄が、エントランスまで下りて来てくれているはずですが。。おかしいなー。物件の名前は、門前仲町レジデンスなんですが。変ですね。そういえば、わたしは昔から方向音痴でした。誰かに、道を聞こうにも、人がいません。なぜー！！！ここ東京ですよね？なんだが歩き疲れて、頭がぐるぐるしてきました。お兄ちゃーん、助けてくれよー。わたしはここでーす！
住みやすさを求めるのであれば京都市北区の一戸建てがお勧めです。
太陽光発電システムで作った電力が余った時は売却することができます。
より交通の利便性を高めたいなら、3駅以上利用可の物件を選びましょう。
お住まいを探す上で立地条件は重要ですよね。駅周辺のエリアなので好立地の物件があります。
わざわざ駅まで行く必要のない路面電車沿線の地域は便利です。
ショッピングセンターで仕事帰りにも買い物を楽しみましょう！
床置き型のビルトインエアコンは、下から暖気が来るので、足元が暖かくなります。
戸建てならペットも自由に飼えます！京都市北区はペットにも最適です。不審者をカメラ越しで確認できるカメラ付きインターホンは人気の設備です。
有機ELテレビは高画質で液晶テレビよりも薄型に作られています。
DIY可物件は大がかりな工事が必要になることもあるため、人に頼る事も大事です。
新居をお探しの方へオススメなのが、レンタルショップが近くにある物件です。
戸建て物件を建てる際には、敷地の特性などを想定したゾーニングを行うことが大切です。
老後の為の佐野市の不動産探し
佐野市はのんびり生活したい方にお勧めのエリアです。
最初に佐野市の施設を紹介します！
必要なものが揃えられる、人気のさくらエリアに引っ越してみませんか？
毎日の買い物に便利なストアーしんみせがあるエリアに引っ越してみませんか？
不動産を探すときは注目しておきたい三井歯科医院があるので、どの世代の方でも安心した暮らしが出来ます。
ローソン佐野犬伏新町店があると帰宅が遅くなっても食事で困る事はありません。
周辺環境は大切なのでじっくり検討したいですね。
次は条件です。こだわりの条件はありますか？
ゆったりと子育てしたいという方には、閑静な環境が最適です。
駅徒歩5分以内の物件なら夜道を歩くことが多い方も安心できますね。
また、駅前の物件なら友人を気軽に招きやすく楽しく過ごす時間が沢山取れますね。
条件を絞る事により、より良い暮らしが送れます。
最後に気になるのが設備です。
ホテルでよく見かけるカードキーはセキュリティ面に優れ、最近は一般の物件でも導入されています。
一部屋でも和室があると、落ち着いた雰囲気がありますよ。
生活を快適にする設備はあるととても便利ですし、人感照明センサー付物件は、女性の一人暮らしにぴったりな設備です。
佐野市がお勧めする不動産で素敵な生活を送りませんか？
