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自分で火災を防ぐには②

2017年8月15日「火曜日」更新の日記

2017-08-15の日記のIMAGE
<消火器の機能点検は一年に一回、合格証の有無、製造年には注意する> 消火器の点検は大切で、外観点検は六ヵ月に一回は必要です。いざというときに使えなくてはなんにもなりません。アワ消火器の機能点検は一年に一回行います。容器の中の水が腐ったり、一〇〇%の消火効果が出せなかったり、容器を長もちさせるためでもあります。粉末消火器はときどき容器のほこりをふいておくこと、三年に一回は機能点検を行います。三年たつと消火能力がゼロになるのではなく、ノズルの口から湿気が入り、粉末としての役割をはたせない場合があるからです。機能点検は近くの販売店にたのみますが、つめ替えもあわせてやってくれます。もしわからなかったらメーカーに問い合わせます。点検は必ず、消防設備士または点検資格者にお願いし、訪問点検はさけましょう。少しでも一度使ったものは点検、つめ替えをしておかないと、いざというときに役立ちません。 新しい消火器を買うときは次の表示を確認しましょう。国家検定の合格証があるかどうか、製造年は何年か(点検年の基準になります)。製造番号があるかどうか(不良業者はこの製造番号を消して販売します、信用あるメーカーはこの番号を大切にしています)、薬剤のつめ替え費用には、加圧用ガス、粉末、手間の合計されます。火災の多くは、ふろの空だき、タバコの不始末、天ぷら油、石油ストーブ、それにプロパンガス等のちょっとした不注意と油断が原因です。消火器は住宅用でもかなり消火力があります。消火器の能力単位は普通火災で、三・五四角、長さ九〇㎝の木材一四四本を二四段、井げたに積みあげ、下からガソリンで燃やして三分間たった後でも十分消せる能力。またガソリン二四リットルが畳半分の面積に燃え上がっても消せる能力がありますから、消火器の点検を守っていれば、心配ありません。一方、ガスもれ警報機は取り付け位置を間違わないことです。都市ガス使用のときは上の方、LPガスの場合は下の方です。月一回はタバコの煙などを吹きかけて点検しましょう。ガスもれをした場合は元せんをしめ、電灯のスイッチ類や自動点火装置、懐中電灯もさけ、ガスを窓から追い出します。しかし火災は機器にたよらず、日ごろの注意が何より大切なことはいうまでもありません。

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