土地の気候風土で不向きな工法は専門家へ
2017年10月21日「土曜日」更新の日記
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- 何といっても邸宅としてのステータスが感じられるのは、やはりコンクリートかもしれません。ただし、予算と時間がたっぷりあればの話ですよ。建物が重いからその分、基礎の強化や地盤補強にお金がかかるし、湿式工法なので乾燥したりコンクリートを寝かせたりと時間もかかります。ちなみに、私も鉄筋コンクリートのマンションに住んでいますが、ひんやりとした冷たい感触が気にならないこともありませんし、断熱性の点でもやや劣るかもしれないと思います。とくに寒い冬など、窓枠に生じる結露たるや大変なものです。以上、ざっと主な工法について述べてみましたが、これらは私がこれまでにハウスメーカーの営業マンとして仕事をやってきた中で感じたことも含まれており、必ずしもそうとは言えない部分もあるかと思います。最終的にどれを選ぶかはあなたの自由です。いずれを選ぶにしろ、極端にどれが悪くどれが良いということはなく、性能的にはそんなに大差はないといえるでしょう。ただ、町中で騒音がひどいとか、海が近いのでサどに強い建物にしたいとか、周辺の環境やその土地の気候風土などによっては不向きな工法がありますので、そのへんについては専門家の意見をよく聞いてから最適な工法を選ぶようにすべきだと思います。
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