分譲マンションのメリット・デメリット
2017年12月7日「木曜日」更新の日記
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- 以前は「いずれは一戸建て」といった感覚で、仮の住まいとして購入されることの多かった分譲マンションですが、最近は終の棲家として購入する人も多く、「永住型」と銘打たれた物件もよく目にするようになりました。 分譲マンションは、分譲業者が設計、施工して販売するマンションで、建物の共用部分と土地は「区分所有」という形態になります。定期借地権方式の分譲マンションもあり、この場合は、購入後に地代を支払っていく代わりに、購入価格を抑えることができます。 分譲マンションも建売住宅の一種ですから、建売住宅と同じメリットやデメリットがあります。予算組みは最も容易で、本体価格のみならず、購入に伴う諸費用からローンの手数料まで、販売業者がこと細かに計算してくれます。 一方で、最近は自由設計の物件も徐々に出てきていますが、未だに規格型で間取り固定の物件が主流です。モデルハウスで内装や設備を比較するだけで、間取りへのこだわりはあきらめるというのが現状です。 さらに、将来の増改築のことまで考えると、水まわりの配置などに制約があり、一戸建ての建売よりも自由度は低くなります。分譲マンションは、通常、入居前に管理組合が結成され、入居時には委託管理会社などによって メンテナンス計画が決められています。したがって、バルコニーや玄関ドアなど共有部分に影響するリフォームは、管理組合の許可が必要になります。 ただ、見方を変えればこういった共有部分の管理や警備などを委託管理会社に任せられるということが、マンションのメリットとも言えるでしょう。
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