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サ二タリーの間取りのコツ

2017年12月17日「日曜日」更新の日記

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 浴室は、キッチンと同じように、広さの面と機能の面から細部まで注意を払って計画するところです。  ユニットバスを使う場合は、実際にショールームで浴梢の中に座ってその広さを体験することができますし、シャワーや棚類といった機能も目で確かめながら選ぶことができます。  ただ、案外見落としがちなのが掃除のしやすさです。特にバリアフリータイプの場合は、商品によっては浴槽周囲の排水溝の蓋をすべて外して掃除しなければならず、結構手間がかかるものもあります。できるだけ、掃除のしやすいユニットバスを選ぶようにしましょう。  もちろん、防水工事をきちんと施工すれば、ユニットバスを使わずに自分の好みの浴室をつくることもできます。床暖房を入れたり、天井を高く取ったり、庭が見える大きな窓を取ったりといろいろな楽しみ方もできます。特に浴室にこだわりのある方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。  洗面スペースは、既製の洗面化粧台を置く場合と、造り付けでカウンターを置く場合があります。  既製品の場合は、カタログから必要な機能や仕上げを選んで決めていくだけです。  一方、造り付けの場合はカウンターの奥行きや洗面器の大きさ、シャワーの有無、歯磨き等の小物の収納場所も考えながら計画しなければなりません。その代わり、大きな鏡を貼ったり、吊戸棚などを利用して収納を大きめに取ったりと、好みに合わせて自由に計画できるというメリットもあります。  いずれにしても、採光はしっかり取れるよう計画してください。人工的な照明より、自然光が入る洗面の方が格段に気持ちがいいものです。ユーティリティーとして一体で使う場合もありますので、長時間作業しても疲れない明るさを確保しておきましょう。  なお、洗濯機や衣類乾燥機を置く場合は、ガラリ付の折戸で隠すなどして、少しでも快適な空間になるように手を加えておいてください。  トイレの計画で大切なことは、スペースの取り方です。内法幅で80~90cmが一般的ですが、あえてこの寸法を広めに取っておくことをお奨めします。  将来のことを考えれば、手摺を設置するスペースが必要になりますし、車椅子が通れる扉幅を確保するためにもある程度の内法幅を確保しなければなりません。さらに、介護を受ける場合は、介護者が立てるスペースも必要です。また、トイレ内に手洗い器をつける場合は、長さ方向の内法寸法にも余裕が欲しいものです。  トイレは階段下などの狭いところに配置されることも多いのですが、適度に広いトイレはリラックスできて、落ち着きます。先々長く使うことを考えて、トイレのスペースを計画してみましょう。

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