へやみけ

トップ > 平成30年1月> 4日

2世帯住宅の住まいプラン

2018年1月4日「木曜日」更新の日記

2018-01-04の日記のIMAGE
 社会の高齢化で注目されているのは、バリアフリー住宅だけではありません。長寿になった親の面倒を誰が看るのか。こうした観点から増えてきているのが2世帯住宅です。住宅の取得費用や相続など経済的な事情からも見直されています。  しかし、2世帯住宅が増えるのに伴って、親子間のトラブルも発生しています。せっかく2世帯住宅を建てたのに、しぱらくして子ども夫婦がアパートに引越してしまったというケースも少なくありません。そうならないためにも、事前に互いが納得いくプランを十分に話し合うことが大切です。  この2世帯住宅には、大きく分けて2つのタイプがあります。1つは、一世帯一世帯がそれぞれ独立した世帯として家をつくる「完全分離タイプ」です。これには、さらに2つの世帯を左右に分ける左右分離式と、1階と2階に分ける上下分離式があります。  もう1つは、玄関や浴室、リビングといった部分を共有とし、キッチンやダイニング、寝室などを分離させる「一部共用タイプ」です。  どちらのタイプにもそれぞれメリット、デメリットがあります。「完全分離タイプ」のメリットとしては、世帯間のプライバシーが完全に守られることにありますが、一方で広い敷地が必要になります。逆に「一部共用タイプ」は共有スペースがある分敷地が狭くて済みますが、ある程度プライバシーがなくなります。  プランニングにあたっては、世帯間のルールづくりから始めることがポイントです。身内だからと安易にプランを進めると、暮らし始めてからお互いに不満が募り冒頭に紹介したケースのようになりかねません。  特に気をつけたいのが、生活のリズムの違いです。一般的に起床や就寝、食事の時間等が早い親世帯に対して、子ども世帯は遅くなりがちです。炊事やテレビ、ドアの開け閉め、深夜の入浴など音に対する配慮が必要になります。親世帯の寝室を玄関の近くに置くことや、周囲に子ども(孫)部屋や水回りを設置することも避けるべきです。  電気代や水道代など公共料金の支払いもトラブルのもとです。安易に一方が甘えるのではなく、事前に分担の割合などを話し合っておくことが欠かせません。  意外に盲点になるのが子ども(親世帯にとっては孫)のしつけや教育です。祖父母が孫に与える影響は決して小さくないので、子ども世帯は自分たちの方針を親世帯に理解してもらっておくとよいでしょう。  また、「完全分離タイプ」であれば問題はありませんが、「共用タイプ」ではどの空間・機能を共用するかがプランのポイントになります。それは両世帯が、どんな共同生活をしたいかによって変わってきます。  完全同居に近い形態にしたいなら、サニタリーやリビング、キッチン、玄関などほとんどが共有スペースになります。しかし、この場合でもときにはプライベートな時間を過ごせるようサブキッチンやホビールームを設置することをおすすめします。  世帯間の交流とプライベートな時間のバランスをとりたいなら、玄関と浴室、サニタリーを共有としキッチンやリビングは別々に設けることになります。ただし、上下階で世帯を分ける場合は、配管の効率や防音性を考えてキッチンは垂直的な位置関係に配置するのが基本です。  最近では、3階建て木造住宅の登場で狭い敷地でもゆとりある2世帯住宅を建てられるようになりました。そこで、おすすめしたいのがホームエレベーターの活用です。  通常、3階建ての2世帯住宅では、階段の上り下りの負担を考えて1階を親世帯の居室に、2階をリビング、キッチン、ダイニングなどの共有スペース、そして3階を子ども世帯の居室とするプランが多くなります。しかし、狭小敷地となるような都市部では住宅が密集しており、1階では採光や通風に難があります。  この問題を解決してくれるのがホームエレベーターです。エレベーターの設置面積だけ各階のスペースは削られることになりますが、それ以上にプランの幅がぐっと広がるメリットがあります。例えば、家で多くの時問を過ごす親世帯の居住スペースを日当たりのよい2階や3階に置き、家にいる時間の少ない子ども世帯の居室を1階にもってくることも可能です。  お互いのプライバシーが守られる「完全分離タイプ」にも落し穴はあります。生活空間が完全に分かれているために、ともすれば両世帯間のコミュニケーションが希薄になってしまうことです。  これでは2世帯住宅にした意味がありません。「完全分離タイプ」でも、共有の書斎や家事室などを設けることで、日常的に交流する場を設けたいものです。  近年、土地の価格が下がったとはいえ、都市部で新たに土地を購入するのはかなりの負担です。その点、親が提供した土地に子どもが2世帯住宅を建てローンを支払うなど、2つの財布で費用を賄えるのが2世帯住宅の魅力です。  経済成長が見込めないこれからの時代、世帯ごとの費用が低く抑えられる2世帯住宅は賢い住まいづくりの選択肢の一つと言えます。

初めてのお部屋探し

社会人生活にも慣れてきたのでそろそろ一人暮らしを始めようかと思い、人生で初めてお部屋探しをしました。
仕事の関係で横浜駅周辺に行くことが多く、とても素敵な場所だと思っていたので横浜周辺で物件を探していました。そこで見つけた不動産会社さんがこちらです。横濱コーポレーション横浜のシンボルでもあるランドマークタワーにある不動産会社です。オフィスから一望できる横浜の景色がとても綺麗でした。不動産会社というと少し怖いイメージがあったのですが、スタッフさんが親身に相談に乗ってくださり、とても親切な対応に驚きました。横浜エリアの情報も豊富であり、初めてのお部屋探しでの不安と緊張を取り除いてくださりました。初めて出会った不動産会社が横濱コーポレーションさんで本当に良かったと思います。

このページの先頭へ