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脱衣室、洗濯場の役割も

2018年1月31日「水曜日」更新の日記

2018-01-31の日記のIMAGE
 狭いところなのに、たくさんの役目を担っているのが洗面所です。手洗い、洗面だけでなく、多くの場合、浴室の隣に配置して、脱衣室の役目も担います。いつも清潔で安全、気持ちのよい場所にしておきたいですね。  家族のみんなが朝起きると、まず1番に行くところです。  暖房の設備を考えましょう。安全に配慮したうえで、小型で暖まるのが早い電気温風器(セラミックファンヒーター)を置くだけでも、寒い朝には快適です。  そしてこれは、夜に入浴するとき、脱衣をする際にはおおいに力を発揮します。暖かい部屋から寒い脱衣室に行ってそこで衣服を脱ぎ、湯気の立った浴槽にザブン。こんなことが思いがけない事故につながります。急激な温度の変化は、お年よりにとって大敵ですから。  スペースに余裕があって、ベンチなど置けば、座って安定した姿勢で衣服の着脱ができて安心。湯上がりの一息にも重宝です。  床は水の跳ね返りなどで汚れることが多いので、耐水性能のある、掃除がしやすく、また濡れても滑りにくい仕上げ材料を選びます。浴室の出入り口の足ふきマットも玄関のマット同様に危険です。隅をテープでしっかりと止めるなど注意が必要です。  家の中の汚れたものの処理をする場所、洗面所はそれも兼ねていることもあります。 洗濯機、乾燥機の置き場を確保して、給水、給湯、排水(洗濯機受けの防水パン)の設備をしておきましょう。  いま、赤ちゃんのおむつの下洗い、わんぱく坊やのどろんこの靴洗い、ぞうきんをゆすいだバケツの水の始末など、どのようにされていますか。この周辺に洗濯流しを取り付けると、楽な姿勢で、手早く汚れたものの始末ができてたいへん便利、また清潔です。 腰をかがめての汚れものの処理は、ことのほかたいへんです。  壁面には収納のための棚や鏡などを取り付けるため、窓面が少なく自然の光が採りにくいところです。トップライト(天窓)などの工夫をして明るくして、また夜も影ができないように、まぶしさを感じないように、照明にも配慮が必要です。

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