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脱四角形住宅は若い女性社員のアイデアから

2018年2月11日「日曜日」更新の日記

2018-02-11の日記のIMAGE
 四角い家にとらわれずに、八角形という柔軟な発想を取り入れた「八角形住宅」というものが、どれだけのメリットをもたらしたかということを、ざっと見てきましたが、この自由な発想が、当社の商品になっていった経緯を簡単にお話させてください。  実は八角形住宅とは、一女性社員の、まさに自由な発想から誕生した住宅です。今から20年も前のことになりますが、彼女が持ってきた図面を初めて見たとき、「これは四角いという住宅の常識をうち破る、住宅の革命になるかも知れない」と直感しました。  日頃から、より安く、より高品質な住宅はできないものかと模索していた私は、「良いアイデアがあったら提案して欲しい」と社員たちからアイデアを募集しておりました。その当時当社は、製材と外壁屋根工事の会社で、特に屋根工事では受注量日本一を誇っていました。しかしこれからは「もっとクリエイティブな仕事じゃないと、若い社員には夢がなさ過ぎる。もっとクリエイティブな仕事をさせたい」  そういう差し迫った願いから、社員に自由なアイデアを求めたのでした。  そして社員から出てきたアイデアの1つが、この八角形住宅だったのです。当時23歳の女性社員が持ってきたアイデアです。アイデアの段階から、八角形住宅は、ローコストの住宅になることは目に見えておりました。同じ面積の家を建てるのに、八角形の方が 四角よりも外壁の材料が少なくて済むのです。外壁で浮いたコストを、品質向上のために使っていけば、同じ価格で質の高い住宅が実現します。  「よし、これでやってみよう」と決断するのに、それほどの時間は必要ありませんでした。  ところが、実はそこからが大変だったのです。住宅自体がユニークすぎて、役所の建築許可がなかなか出なかったのです。それもそのはず、それまでの住宅というのは、縦と横の組み合わせだけでできていましたが、この八角形の住宅には、それに加えて、斜めの壁があるのです。  斜めの壁を高い精度で施工できるのか、斜めの壁は十分な強度があるのか、そういったデータは過去には全くありません。そこで、当時の東京大学の杉山英夫教授や、静岡大学の有馬孝禮助教授のご尽力で、研究に費やすこと5年。その間、より精度が高くローコストの施工法や、四角い住宅よりも強度のある壁をつくることに成功いたしました。  建築許可はもちろん、この八角形住宅は、現在、日本、アメリカ、スイス、ドイツなどで特許を取得しているほか、百件を超す意匠登録も取ることができました。こうして、1人の若き女性社員のアイデアが、とても魅力的な住宅として、日の目を見ることになったのです。

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