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住みよい街の条件とは何か?

2018年3月7日「水曜日」更新の日記

2018-03-07の日記のIMAGE
「住みやすい街の条件は何か」と問われたら、私は次のように答えることにしている。 1ぶらぶら歩くだけで楽しいこと。 2生活文化の蓄積である歴史的環境が大切に保全されていること。 3川や海、湖などの水辺環境が美しく、親水性に富んでいること。 4街が落ち着いていて安心感があること。老人や陣害者が不安なしに暮らせること。 5街の内部に人が住んでいること。 6市民が街づくりに参加し、街の主人となって生き生きとしていること。 7水と食べ物がおいしいこと。  1のぶらぶら歩くだけで楽しい街というのは、2の歴史的環境とも関係が深い。  どんな街が歩いて楽しいか。 まず街路と街並みが美しいこと。 歩道がゆったりとしていて、車の騒音・排気ガスに悩まされず、交通事故の危険を感じないこと。 建物がしっかりとつくられていること。西ドイツの多くの街のように歴史的な街並みが復元され、よく保全されていると、心がやすらぐし感動的でさえある。「京都・大原三千院、恋に疲れた女がひとり」という歌謡曲があったが、歴史的環境だからこそ「恋の疲れ」もいやされるのであろう。 きたない木造アパートの立ち並んでいる街を歩いたのでは、イライラが増すだけである。 つまり、ひとつひとつの住宅が美しくつくられていることが、楽しい散策の環境をつくる。 個々の建物はきたないが街並みが美しいということはありえないのである。  また引っ越しばかりでなく、「近隣に急に家が建てこんだ」「景色が一変した」「家のまわりの空気が悪くなった」「ビルが建って日当たりが悪くなった」などの環境変化はストレスの発生へと結びつく。 さらには心身症的症状を起こす。 老人のように精神力・体力が衰えている人は、これが引き金となって寝たきり、余病の併発、死へと進むこともある。 開発などによって、見慣れてきた景観や住み慣れた環境が急激に変化することは、老人などにとっては死活問題ともなることを知らねばならない。2の歴史的環境保全が大切なゆえんである。3の水辺環境は、不思識に心をなごませる。 見ていてあきない。 子どもたちも水辺は大好きである。自然そのもの、あるいはオープンスペースと景観を提供していることと関係があるのかもしれない。 西ドイツ、バーデンバーデンの清流沿いの散策路、パリのセーヌ川、ロンドンのテムズ川……。そこには水辺に沿った生活の歴史がある。  4、街の安定感、安心感は心のやすらぎにとって不可欠である。 日本の都市はいつも工事中で騒がしい。また歩道橋がやたらに多く、福祉的配慮に欠ける。 これでは老人、障害者にとっては歩きにくい。 こういう街は、元気な成人男女や子どもにとっても危険であり、疲れる。 からだが弱っているときは特にそうだ。人間の住む街ではない。  5、人々がみんな郊外に住んでいたのでは街にはコミュニティーができない。街の中にいろいろな職業、世代、社会階層の人たちが住んでいることが街を活性化させ、文化をつくる。 オフィスビルばかりになり空洞化してしまった地域は街とはいえない。  6、市民が街づくりに参加している街は生き生きしている。 街に活気がある。 そういう街では景色であろうと行事であろうと、市民が大切に思っていることがらが守られ、維持されている。 市民のさまざまな意見が反映されるから、いろいろなアイデアが出てくる。 その参加がまた市民の能力を発展させ、それが集まっていよいよ楽しい街になる。 行政や企業の利益のために市民の意見を押しつぶせば、市民はいなくなり、生活空間が悪化し、後世に禍根を残すようなことになる。  7、食事は文化の反映だから、歴史があり文化の栄えた都市の食べ物はおいしい。 中国、フランス、京都などの料理はおいしく、独特の風格をもっている。 その他の歴史都市でも独特の料理がある。 また水がおいしくなければ料理もまずい。 地域の水や緑などを破壊する工業開発ばかり進めていれば、水源の水も汚染されてしまう。 

神戸市での一人暮らしは神戸駅周辺で!

神戸市はあの有名な有馬温泉のある近畿地方に位置する都市です。
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