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ベスト・パートナーとしての住宅会社選び

2018年4月18日「水曜日」更新の日記

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 家づくりの主人公はあなたである。あなたがしっかり学習し、設計段階から解体・廃棄にいたるすべてのプロセスに参加するのだ。  家づくりをする際には最後の場面-人によっては売却、人によっては解体だが、つまり結末をどう迎えるのかを考えなくてはいけない。そこで主人公に必要なのはベスト・パートナーである。パートナーである住宅会社を選び間違えると悲劇になる。  主人公であるあなたのために、住宅会社はしっかり情報管理をしていなければならない。なぜなら、メンテナンスをするにせよ解体をするにせよ、どんな場所にどんな素材が使われているかをこと細かく管理してもらう必要があるからだ。  たとえば、10年たって壁が汚れてきた場合にどのような材料を使ってどのようなメンテナンスをしたらよいか。あるいは15年たってキッチンやトイレなどの設備を交換したいときに、あなたの家にぴったりで、しかも経済的にリフォームするにはどのようにしたらよいか。  さらには窓やドアを交換したいときにはどうするか。30年ほどたって中古住宅として他人に売却するときに、アンティーク効果をかもし出しつつも新品同様の美しさを出すためには、どことどこに手を入れたらいいかなど、実に多くの課題が出てくるはずだ。  そんなときに役立つのが、プロとしての知恵であったり技であったりする。そんな知恵や技を陰で支えているのが、各住宅ごとにきっちり整理し、管理された情報なのである。  メンテナンスをしっかりしながら家の価値を高めていくためにパートナーである住宅会社の助言や技術は必要だし、それとともに最後に解体する際にもパートナーの情報管理は重要だ。  なぜなら、どこにどんな素材が使われているか瞬時に判断できれば、分離解体して廃棄処分する際に、地球環境に配慮して素材ごとの処理ができるからだ。このような会社はまさに地域を守る会社でもあると評価できる。  家を建てるあなたの資産を守ってくれ、地域のみならず地球環境まで守ってくれる情報管理の徹底された住宅会社が、私のいうエコハウスには必要なのだ。メンテナンスをし、長命住宅とするために欠かせないポイントである情報管理、ぜひ知っておいてもらいたい。

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