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安全、安心なバス&トイレ

2018年5月28日「月曜日」更新の日記

2018-05-28の日記のIMAGE
 お年寄りにとって、お風呂は楽しみのひとつです。脱衣場とバスのあいだに段差があるようなら、洗い場のタイルの上に木のすのこをおき、高さを調節します。すのこで高くなったぶん、浴槽にもはいりやすくなります。  浴槽の上に握りバーをつけると、はいるときや立ちあがるときが楽です。できればL字形のバーがよいでしょう。  洗い場、浴槽の中に、すべり止めのゴム製マットを敷くと、お年寄りも安心です。これはマットの裏に、床にしっかり固定できる小型の吸盤がついているもので、軽くて洗濯ができます。3000円くらいから。  バス用イスにも工夫が必要です。ふつうのバス用のプラスチックの腰かけはかなり低いので、立ちあがるときに力が必要です。それにしっかりおしりを座面につけないと、グラグラして危険でもあります。お年寄り用のバス用イスも市販されており、これなら脱衣室での着脱時の補助イスとしても使えます。  従来のトイレは、遠い、狭い、寒い、の悪条件がそろっていました。しかし、お年寄りには、近く、広くが原則です。10センチでも幅を広げれば、手すりをつけられ、手助けもしやすくなります。  また、ドアは外開きか引き戸にします。内開きだと万一、脳卒中などをおこして倒れたとき、入り口をふさいで戸があかなくなってしまうからです。できれば、ツー・ウェイに。

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