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照明のちょっとした工夫

2018年5月29日「火曜日」更新の日記

2018-05-29の日記のIMAGE
 年とともに視力は衰えるので、部屋全体を明るくする。お年寄りの部屋には、部屋全体を照らすシーリングライトが適しています。  また、夜中にトイレに立つ機会が多いので、枕もとのスタンドも必要でしょう。  それとは別に、とくに私がおすすめしたいのはフットライトです。5ワットのものを一晩中つけておいても電気代はたいしたことではありません。  場所は、階段のいちばん下、トイレの前、寝室の入り囗、廊下の曲がり角、など。とくに、階段には絶対につけるようにしましょう。家庭内の事故ナンバーワンは、階段のふみはずしによるけがだといわれているからです。いちばん下に常夜灯としてフットライトをつければ、ここで階段は終わりですよというしるしになり、安全なのです。  昔は、私もお客さまに「フットライトはどういたしましょうか」とお聞きしたうえでつけていましたが、いまではお客さまに断らずに、黙ってつけてしまうことにしています。1灯2500円くらいで、安全が買えるのですから。  ところで、突然の停電の暗闇は、お年寄りには心細いものです。こうしたときに備えて、携帯用のライトを枕もとにおいておくと安心です。 「ルックアイ」という商品なら、スイッチをONにして、電源プラグをコンセントに接続しておくと充電され、停電と同時にランプが点灯します。ラジオ内蔵タイプのものも。

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