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今でも痛感

2018年6月2日「土曜日」更新の日記

2018-06-02の日記のIMAGE
「お金を貸してくれ」と頼まれると思ったからです。そんなときに非常にお世話になったのが、親戚縁者です。できるかぎりのお金をかき集め、遠路はるばる持ってきてくれたのです。「遠くの親戚よりも近くの他人」とはいいますが、やはりいざというときに頼りになるのは、血のつながりのようです。私自身は、小学生の頃にその話を聞かされるまで、自分が家を燃やしてしまったことを知りませんでした。火事のあった当時、父は、おそらく今の私と同じ年頃です。ほかの町の電器屋で若い頃から修業をし、お金を貯め、やっとの思いで独立。しかし、たった数年で、自分の店もマイホームも失ってしまったのです。そんな状況にも負けず、私たちをここまで育ててくれたことをいつも感謝しています。そして、この出来事が、私自身に、火災がもたらす恐怖や危険性、そして失うものの大きさというものを今でも痛感させてくれています。だからこそ私は、「日本中の台所火災をゼロにしたい」と、IHクッキングヒーターの販売を弊社の主力事業としているのです。ガスコンロをIHクッキングヒーターに切り替えることは、間違いなくコンロから起こる火災をかぎりなくゼロに近づけ、火災の危険性を飛躍的に低減させます。小さなお子さんや高齢の方のいるご家庭には、まさにぴったりなのです。

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