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どっしりと、いい仕事をしていこう

2018年6月18日「月曜日」更新の日記

2018-06-18の日記のIMAGE
ある上場企業の社長(創業者)で、私の師でもある方から、次のようなお手紙をいただきました。「現代の人達の多くは「終わり良ければすべてよし」という結果主義におちいっています。方法・手段を選ばずに、自分勝手にたてた目的を、ただただ遂げることばかりに夢中になっています。自分の目標や目的のためには、大事なことも、必要なこともすべて省いていくことに、良心をとがめることもないのでしょう。この傾向は「自分で知的な仕事だと思い込んでいる職業の人」に強いようです。人間は自らの手足を使い、汗をかいて身体を動かさないと、人に対する思いやりも湧いてきませんので、自分の会社の前の道路を掃くなどということは思いもよらぬことなのでしょう。今の日本の自称エリート達は、自己の欲望を満たすことのみに、ただ走り続けているだけだと思います。M先生は、教育者に対して「教育という仕事は、流れる水の上に文字を書くような、はかない仕事である。しかし、そのはかないことを、岩に刻み込むような真剣さで、取り組まねばならない」といわれました。質の部分を忘れ、量ばかり追い求めたり、根をしっかりと張ることもせずに、木の背が高くなることばかり考えてきているのではないかと、深く反省したしだいです。『継続は力なり』朝四時三十分から六時までの一時間半の勉強タイム、同じく朝七時から八時三十分までの一時間半の掃除、そして夜七時十分から四十五分までのN〇Kラジオ英会話の時間は、必ずとるようにしています。合計約三時間半となりますが、この三時間半の継続がここにきて、すごい自信となってきました。朝四時に起きるのですが、これは阪神大震災以降、一念発起して身につけた習慣です。もともと早起きだったのですが、朝四時というわけにはいきませんでした。大震災以降、月に三十冊の本を読破し続けています。私にとっては、あの大地震は精神的にとても大きなプラスでありました。朝の貴重な時間を一時間半も掃除に使うなら、その分デスクワークができるではないか、営業へ行く方がいいのではないか、勉強もできるではないか、という意見もありますが、そうではありません。掃除を続けていくと、そのものすごい威力をまのあたりに見ることになります。掃除を始めて五年過ぎるころから、売上げが上がりだし、経営が安定し、いい人材が育つようになり、社風まで変わってしまいます。ついでに、店はぴかぴかになります。ラジオ英会話のおかげで、英会話には不自由しなくなりました。こればかりは、二十五年間聴き続けておるのであります。

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