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2018年6月19日「火曜日」更新の日記

営業という仕事は、案外デスクワークも多いようです。机の上にいっぱい書類がたまることもあります。ペルーのフジモリ大統領は夜中まで働くハードワーカーですが、「机の上にある最後の一枚のメモを処理した後の充実感はたまらない」と読んだことがあります。私も机の上が書類で天こ盛りになっているのを、一つひとつかたづけていくことにけっこう喜びを感じます。実際のところ、苦痛よりもおもしろさの方が先に立ちます。昼間は外に出ていることが多いので、夜、会社に一人残り、次々とかたづけていくわけです。それぞれの案件を判断し、決断しながら、どんどん処理していきます。没頭していくと、時間の感覚もなくなり、三時間や四時間はあっという間に過ぎていきます。精神を集中し、波に乗り、興に乗り、ぐんぐん前に進んでいくという感じです。最後の書類を処理し、机の上がきれいになったときは、無上の喜びを感じ、胸いっぱいの達成感をもって家に帰ることができます。会社から自宅まで歩いて五分なので、ちょっと一杯ということもありません。飲んでいる間にフロに入れてしまいます。会社だから儲けなければいけないわけですが、私自身はいかに楽しく仕事をこなしていくかに重点を置きたいと思っています。『仕事のあとの楽しみ』当社の営業時間は朝九時から午後六時までですが、以前は夜遅くまで働くことが多く、アフターファイブを楽しむなんてことはほとんどありませんでした。最近は、仕事を終えてからの時間に、二つほど始めだしたことがあります。ひとつは水泳です。ご多分にもれず体重が増え、なんとか"おなか"をへっこめようという魂胆です。フィットネスクラブでいろいろと試みたのですが、泳ぐことが一番効率的（時間対効用）だという結論に達しました。三十分ぐらい連続で泳ぎ続けます。途中、水との一体感を感じるひとときがあったりして、なかなかいいものです。ところが、泳ぐとおなかがペコペコになり、後でムチャクチヤ食べます。寝る前にこんなに食べて、かえって健康に悪いのではという気がしてしまいます。泳いだ次の朝は、目が覚めません。朝寝坊してしまうのも困ったものです。なんとか無理のない範囲で続けていきたいものです。もうひとつは、ドイツ語です。英語ですら仕事に使うことはまったくないので、完全に趣味です。ところが、これが滅法おもしろい。少ない単語数で、どこまで自分の考えていることを表現するかは頭の体操でもあり、私にとってはストレス解消でもあります。