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プロ意識が強い営業マン

2018年6月24日「日曜日」更新の日記

2018-06-24の日記のIMAGE
「仕事だから平等にとは思うんですが、どうしても力を入れちゃうお客さんっていますよ。まあ、人間ですからね」(Sさん・28歳・不動産会社中堅営業マン)この道6年のSさんはしみじみと語る。普通、営業マンはまずアナタが希望する家の条件とともに、勤務先や年収、家族構成などをコト細かに聞いてくる。これをイヤがるヒトが多いんだけど、本当のことを言うと、いい営業マンほどアナタのことをネホリハホリ聞いてくるのだ。ここをきちんと押さえておかないと、カリスマ営業マンと言われるようなヒト(いないか)だって、決してアナタが気に入る物件を探すことはできない。逆に言えば、アナタのことをあまり知りたがらず、物件の説明しかしない営業マンは、やる気がないか、とにかく売ってしまえばいいと思っているダメ営業マンだってこと。また、アナタがほしい家の条件に多少ムリがあっても、その理由をきちんと具体的に説明できれば、彼らは頭ごなしに「ダメです!」とは言わない。「もう1人子供が産まれるので、最低でも3DKがほしいんです…」というタマシイの叫びが届けば、プロ意識が強い営業マンほどやる気を見せてくれる(ハズ)。だからといって、ふんぞり返った横柄な態度はいけない。それが仕事なんだから、あれこれ探すのは当たり前!といった態度はバツ。連絡の時間、返事の電話など約束を守ることも大事だ。さらにもうひとつ、これまたゼッタイに嫌われるポイントは、一夜漬けの知識で営業マンをやり込めようとすること。マイホーム探しをしていると、いろんなチラシや雑誌を見てるうちに頭でっかちになりがちだけど、最初から身構えて好戦的な態度で行ってもしょうがない。これにプラスして、身だしなみに気をつけることを忘れずに。「やっぱり、ステキな奥さんが相手だったりすると、こっちのリキの入り具合も違うんですよねえ、おっとこれはオフレコで」。まあ彼のようなケースはちょっと特殊だけど、好感をもたれる清潔感のある服装にこしたことはないのだ。最後に、物件をハシゴして目が肥えてくると、だんだんどの物件も同じように見えてくることがある。そのうちに「超目玉商品」を期待するようになっちゃうんだけど、フツーそういう物件にはなかなかお目にかかれない。だからこそ、気に入った家があれば、それをどれだけマケさせるかが大事なんだ。

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