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資金の調達方法

2018年7月1日「日曜日」更新の日記

2018-07-01の日記のIMAGE
それでは、どうやって不動産ビジネスの資金を確保すればよいのでしょうか。資金の調達方法には、コーポレート・ファイナンス(企業金融:Corpo-rateFinance)とアセット・ファイナンス(資産金融:AssetFinance)の2通りがあります。コーポレート・ファイナンスはその名の通り、企業そのものの価値(信用力)、全保有資産を引き当てとして資金を調達する方法です。企業の銀行からの借り入れ(間接金融と呼びます)は、その典型例です。企業が株式や社債*2007年3月から新BIS規制が施行され、融資の貸出先の信用リスクなどに応じて、銀行が自己資本を計算するときの分母となる「リスク資産」への組入額を算出することになる予定(信用リスクが少ないほどリスク資産として組み入れられる貸出額は減少する)であり、銀行の貸出姿勢に彫響を与えることが予想される。(企業が発行する債券)を発行して、投資家から直接資金を調達する「(直接金融」と呼びます)のも、この範疇に含まれます。日本の一般企業(金融機関を除く)では、資金調達全体に占める金融機関からの借り入れ比率は約50%です。米国の13%程度と比べて高い水準にあるので、株式や社債を発行して資金を集める(直接金融)余地が、まだかなりあります。

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