交渉は慎重に
2018年7月22日「日曜日」更新の日記
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- "④空室はすべて「リフォーム渡し」としていただきたい
⑤空室には、空室保障を6か月つけていただきたい
以上の5点の条件を伝えました。
「交渉の鉄則第8条」を伝授しよう。交渉ごとではまず、要求はひとつではなく、
複数の要求を出すことが重要である。その中には、必達要求に加えて、
必達要求よりもさらに厳しい要求を加える。非常識なのはダメだが、無理難題は構わない。
つまり、複数の要求のうち、ひとつかふたつは相手が絶対に飲めない条件を入れておくのだ。
そして要求する順序には、優先順位をつける。
今回の場合では、5つの条件を提示したが、④と⑤に関しては、実はダミー条件である。
相手が飲めないことを承知の上で提示している。
必達なのは、実は①の「指値で売ってもらうこと」だけです。
①を通したいための、複数要求なので、結果は想定通り。
④と⑤以外は了承するという回答でした。ただし注意していただきたいのが、
ここでの指値には、過去の経緯があったことを。
そのため、このような交渉を行いました。
もし、なんの経緯もないのに、「交渉の鉄則第8条」を使うと、
要望が全く通らないどころか、
売主さんが気分を害し、「アンタにだけは絶対に売らん」ということもあり得ます。
濫用しないことです。"
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