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希望価格と査定価格

2018年8月24日「金曜日」更新の日記

2018-08-24の日記のIMAGE
97年前半の段階では、主要な仲介会社のベテラン営業マンの感触では、希望価格と査定価格との乖離は平均すると1、2割程度のところまで縮まっているようです。実際の値付けは、希望価格と査定価格の間をとって設定されるケースが多いようです。 ある大手の仲介会社のベテラン営業マンは、97年前半の状況をこんな具合に説明してくれました。「当社の査定価格でオーケーというのなら、1ヵ月もしないで売却できるのは間違いありません。 手持ちのウェイティング客もいるので、即決ということだってあるでしょう。それが5パーセント増しの範囲になると、1ヵ月から3ヵ月というところでしょうか。それでも、5パーセント増しまでなら、何とかなります。しかし、10パーセント増しだとよほど運がよくないと、むずかしいですね。 おそらく3ヵ月経っても客はつかずに、値下げせざるを得ないということになると思います」もちろん、このあたりの判断は仲介会社の査定に対する姿勢などによって違ってきます。実際に売れる価格がどのあたりにあるのか、担当者と本音で話し合って、売れる価格を設定するべきでしょう。 売出し価格に対して購入希望者からの反応があったとしても、売れ行きが鈍く、市場に物件があふれている場合には、購入希望者からいわゆる指し値、値引き交渉が入ることが多いものです。

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