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将来の生活設計をにらんで

2018年8月25日「土曜日」更新の日記

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現在40歳の人なら、利用できる返済期間は20年に限られます。30年返済、35年返済が利用できる物件であっても、定年後のことを考えて20年返済にする、30年返済、35年返済にして退職時に退職金で一括返済する、定年後も再就職して返済を続けるなどさまざまな方法が考えられます。 現在の生活、将来の生活設計をにらんで、どういう計画にするのが無難なのかじっくり考えておきたいものです。それに、今回の買い換えで最後なのか、場合によってはまた買い換えの可能性があるのかも念頭に入れておいたほうがいいでしょう。一戸建てを買う場合には、これまでの木造住宅では25年、30年程度で建て替えを行うケースが多くありました。あまり住宅の設計・建築レベルが高くなかったため、老朽化が進んで住みにくくなることが多かったのです。 最近の一戸建てでは技術革新が進んでいるため、購入後のメンテナンスを十分に行えば、50年程度は安心して住める家も多くなっているといわれます。これは、当初の投入予算、その後のメンテナンスへの費用の掛け方などにも左右されるので、当初からじっくり考えておきましょう。 多少予算をかけても、死ぬまで不安がない住まいにするのか、いずれ建て替えることを前提にするのかでは大きな違いです。 ライフイベントを害き出してみようこうした点は頭の中で描くだけではなく、形にしてみると実感が出てくるものです。一覧表を作って、家族構成が変化するたぴに、どんなライフイベントが必要になり、それにはどの程度の出費が必要なのかをまず書き込んでみます。 その間、年収はどんなペースで増えていくのか、住宅費の出費はどれくらいまで可能なのか、生活費はどうなるのか、差し引きの年間貯蓄はどうなり、貯蓄残高はどう推移していくのかといった点を書き出してみるわけです。年収は40代までは控えめに年率2.3パーセント程度のアップ、生活費も同様のレベルでいいでしょう。 ただ、年収については50代以降は、横がいかやや下降曲線を描くようにしたほうがいいかもしれません。もちろん、「私は役員に昇りつめる」という自信がある人なら別ですが、一般的には役職定年、出向などが待ち受けています。そのあたりはあまり強気に考えずに、できるだけ現実に即して控えめに考えたほうがいいでしょう。 なお、教育費については夫婦、また子どもたちとよく話し合い、どんな教育を受けさせるのか、事前にある程度のイメージはつかんでおきたいものです。

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