へやみけ

トップ > 平成30年9月> 9日

部屋探しに物おじしない若者

2018年9月9日「日曜日」更新の日記

2018-09-09の日記のIMAGE
不景気知る40代は「じっと動かず」>不動産の業は売る人買う人、貸す人借りる人があっての商売であるから、顧客は大切である。顧客がなければ契約は成り立たないし、いくら良い物件を揃えても、いくらまじめに働いても、利益を上げることはできない。だからといって、単一商品を大量に売るのではないから。お客様は神様です"と歯の浮いたようなことを言うわけにもいかない。私達のお客様は一歩まちがうとトラブルを起すし、良い顧客はありかたいが、悪いお客は断る以外にない。悪質な顧客にかかると、儲けるどころか、逆に損害を被ってしまう。では、私達のお店にはどんなお客様が来るのだろうか。一口に不動産といっても六つほどに分かれるので、ここでは賃貸業にしぼって見てみたいと思う。それもトレンディに。まず第一に、来客されるお客様はほとんどが20歳以上から35歳までだということ。不景気を知っていて、しまり屋の40歳以上の人は、じっとして動かない。若い人は物件探しに来ても、気負わずものおじしない。自然に振舞い思ったことを話す。実は受け入れ側の私達も店に入り易いよう考え、良い雰囲気を作っている。物件も正確に調べ、条件や間取り、地図をチラシに明記。それも見易いように考えて、オ1プン化している。それ故、お客様の方も警戒心を持たなくてすむし、正直に話しながら物件を選べ出せる。1Kを探しに来るのに、恋人のいる場合は男も女も必ず二人で探しにくる。私のような昔気質は自分の部屋は一人で探すと言いたいところだが、二人で来るのもほほえましく思える。女性が強くなったというのも確かで、一人でテキパキと探す人も多い。夫婦で来た場合も、「希望条件書」に書いてくれるのは女性の方で、男はノンビリブラブラ傍観者である。かと思うと、あなたまかせに何もかも私達の忠告を聞いてしまう甘え屋さんもいる。最近は収入が少ないのに、まじめに賃料支払計画をたてながら、一段上のに決めてしまう人も多い。生活を切り詰めながらも、実情より豊かに見せようと気取るのだろうか。千葉県は都心に近いので外国人も多いが、発展途上国だと思っていた中国大陸の人が高い賃料で探していると聞いて、びっくりすることもある。日本人はまじめで、賃料もきちんと払ってくれる。南米や南アジアのイスラム系、中東の人になるとお調子屋が多くて、お金がなくなると賃料を払おうとしない風潮もあるから困ってしまう。

このページの先頭へ